2011年07月29日

明日から、木のキッチン見学会 in 東京です♪

ウラ夫です。こんにちは。

いよいよ明日30日(土)、31日(日)は、「木のキッチン見学会 in東京」です。
勝手にキッチン見学会と銘打ってますが、
キッチンを作らせていただいたお家の完成見学会なんですね~。

すべて日本の山で育ったサクラの無垢材を使い、
接着剤にニカワ、エゴマの油と蜜ロウで仕上げるなど、
出来る限り化学素材を使わず、自然素材のみで作りました。
食べ物をあつかうキッチンだからこそ、とことん安全と居心地の良さにこだわった、
本物の木のキッチンです♪

スタジオママルは、長野県松本市で木のオーダーキッチンを作っている、とても小さな会社です。
東京で見学会をさせていただくことは、これまでそう多くはありませんでした。
ですので、ほんものの木のキッチンを探されている方や、
自然素材のキッチンづくりに興味のある方にとって、実際に触れて確かめていただける、
よいチャンスになると思います。
ぜひお出かけください♪

日時:7月30日(土)、31日(日)
時間:9:00~17:00
場所:東京都足立区伊興4-4-8
当日連絡先:永吉さん 090-5547-5165
詳しくはこちら

私、ウラ夫も30日(土)のみになりますが、現地でお待ちしています。
お会いできるのを楽しみにしています♪


  


Posted by ウラ夫 at 19:09Comments(0)キッチン

2011年07月27日

東京で、木のキッチンの見学会を行います

ウラ夫です。こんにちは。
今週末の土日、スタジオママルとしては初めて、東京で完成見学会を行います。
千葉工務店の設計部長・永吉さん夫妻が、渾身の思いを込めてつくりあげたご自邸です。

奥さまとのキャッチボールから生まれた、今回の木のキッチン。
自分で言うのもなんですが、かなりの力作です。
(画像は設置工事中のものです)
























お世話になった家具職人さんたちの技と努力があって、ついに完成しました。
関東圏でママルのキッチンをご覧いただける機会は、これまでそう多くはありませんでしたので、
ぜひ、今回はたくさんの方々にご覧いただきたいと思っています。

日時:7月30日(土)、31日(日)
時間:9:00~17:00
場所:東京都足立区伊興4-4-8
当日連絡先:永吉さん 090-5547-5165
詳しくはこちら

私、ウラ夫も30日(土)のみになりますが、現地でお待ちしています。
木のキッチンのご相談、キッチンプランのお悩み、ご主人の説得の仕方(!)など、
何でも聴いてくださいね♪

設置当初のキッチンの様子はこちら↓からご覧いただけます。
永吉さんの家づくりブログです。


  


Posted by ウラ夫 at 15:42Comments(0)キッチン

2011年07月22日

食洗機、どう選びますか?

松本の地震以来、このブログの更新が滞っていましたが、
クラフトフェアで毎年細々と買い集めた、作家さんのうつわやお皿が
軒並み割れてしまったショックから立ち直れずにいた…わけではなく、
単なる節電対策です。(←言い訳)

パソコンの左手を置くあたりが、異常に熱いんですよねー。
夏到来ですね。ウラ夫です。こんにちは。

今週は台風空けに白馬村のお家まで、キッチンリフォームの打ち合わせに、
そして昨日は蓼科湖そばのお家に木のキッチンを設置してきました。
こんな時期には最適な現場です~。



うーむ、美しすぎます、夏の青木湖。
(白馬に向かう途中。木崎湖もサイコーでした。)

白馬村の最高なロケーションの中古住宅をリフォーム予定のFさん家族。
ご主人が配管のプロなので、キッチンリフォームの工事のほとんどをご自分たちでされるとか。
家族で床張ったり壁塗ったり、楽しそうだな~。

土地柄、スキーや山登り、そして日本海まで足を伸ばしてサーフィンや釣りなど、
アウトドアが大好きなFさん。自然とそのスジのお友達が集まるんですねー、
月に(週に?)何度も大宴会とか。(←参加したい~)

そんな、たくさんのお友達が集まって楽しめるキッチン!をつくりましょう、
ということで、この日は奥さんと作戦会議。

その中で、食洗機どうしようかな~、というお話になりました。

来客やパーティーが多いのであれば、一般的には食洗機の出番と言われてますね。
が、Fさんは当初、食洗機にはあまり期待していない様子でした。

食洗機を使っている家族やお友達からのお話で、
「乾いたご飯粒はさすがに取れないね~」 とか、
「うつわの隅の油汚れはやっぱり無理だったね~」 とか、
結局、手洗いにはかなわない、といった印象をお持ちだったようです。

しかし一方では、グラス類の洗い上がりの美しさは、食洗機ならでは!
という声もありますし…。

まあ、このあたりは機種も違えば、食器の形状や汚れの状態、食器のセットの仕方など
にもよりますから、一概には比べにくいんですけどね。

キッチンを新しく作るにあたって、食洗機を導入するかしないかは、多くの方が悩むところです。
食洗機を導入するメリットとしては、

・多くの食器を洗う手間が省ける。←これはまあ、当たり前ですね。
・時間が節約でき、他の家事や家族との時間などに当てる時間が創り出せる。
・水を流しながら食器を洗うのに比べ、節水が期待できる。
・食洗機自体を、普段使いの食器棚代わりに使える。つまり入れっぱなし ←意外とこう使っている方多いんです。

食器の洗い上がり具合についてはいろいろな意見がありますし、主観も入るでしょうから、あえてはずします。

やはり、普段の暮らしの様子を思い出して考えてみる必要があります。
毎日の時間の過ごし方。
たとえば、朝食・あるいは夕食後、すぐには洗えない事情があって、ためて洗うことになる、とか。
大家族など、洗う食器の量が多く、お母さん一人がどうしてもキッチンに釘付けになりがち、とか。

もちろん、家族の中の分担や工夫でどうにかなることかもしれませんが、食洗機を上手に使うことによってこの辺りが改善されるとしたら、うれしいですよね。

さて、そこで具体的に機種を選ぶ際に大切な、2つのポイントをご紹介します。

まず、普段使った食器が1回に全ておさまるだけの容量があるか?
これは重要です。メーカーによって、同じ大きさでも入る食器の量が違います。
入らないと、残りを手洗いするか、2回に分けて洗うことになり、せっかくの、食洗機の便利さが半減します。
一般的には国産メーカーに比べ、海外メーカーのものはかなり大きいですが、
1回の食事で使う食器の量は家族によっても違いますから、これが、十分おさまって余裕があるか、
確かめてみるといいと思います。

もっとも、国産の食洗機は洗い終わりも早めで、2回に分けて洗うのも気にならない、
という方もいらっしゃるようです。
1回洗い終えるのに要する時間、これを同時に調べておくことが大切です。

まあ、そうは言っても、家族が将来的に増える可能性があるのでしたら、大きめなものを選ぶと安心ですね。
ただ、国産では450幅のものが主流で、600幅の大容量のものはあまり選択肢がありません。
むしろ海外メーカーの450幅のものの方が大きくて使いやすいとも言われるぐらいです。


次に、食洗機内の棚に、使う食器がセットしやすいかどうか。
これも重要です。実際メーカーによって、お皿やスプーンフォーク類などのセットの仕方に特徴があります。
これは、とても説明しづらいので、実際に実物を見て試してみることをお勧めします。
この洗浄前のセッティングがやりづらくて、食洗機を使う気になれなかった、という話もよく聞きます。


以上は、キッチンを新しく作る際の話ですので、当然ビルトイン食洗機という前提で書いています。
よく家電店などで売っている、据え置き型のものは、容量も圧倒的に少なく、また、場所もとるので、
どうしても後付けするしかないのでなければ、お勧めしません。

前述のFさんご家族の場合、来客も多く、また奥さんも兼業主婦で、毎日いそがしそう。
食洗機を上手に使えれば、時間の過ごし方そのものが変っていく予感がしますが…。

キッチンデザイナーの重鎮、黒田秀雄先生も、
「食洗機はこれからの男の道具。絶対に容量の大きいものを使え。」
と、家族の時間を作るために、食洗機が重要だとおっしゃってました。

大型食洗機。これからの当たり前になっていくんでしょうかね~?



  


Posted by ウラ夫 at 00:28Comments(0)キッチン

2011年07月04日

松本に地震がきました

だまです。

6月30日の朝、松本に震度5強の地震が起きました。
我が家のある松本市南部が震源域という、まさに直下型でした。

まず最初に…、
メールを下さった方、お電話下さった方。
本当に本当にありがとうございました。

生まれて始めての地震被害。

決して大震災ではないけど、
「このさらなる延長上に、阪神・東日本の被災者の苦しみがあるんだ!」と
実感するような体験でした。

前の夜から、震度1、2の群発地震が続いていました。

3月の震災の時に、
やはり宮城で、震度3、4の群発地震が続いていたのを思い出し
「こりゃ、少し大きいのが来るかな」と予測。

ウラ夫に言って、テレビを床に下ろしておいてもらいました。

30日の朝も、地震速報にもスルーされる程度の
小さな地震が頻発。

朝食が食べ進まない那央(3歳)に
「なーちゃん、おっきい地震が来て避難所に行くようになったら
 ご飯いっぱい食べられないよ!食べれる時に食べちゃいな!」
などといって、せかしていたです。

その15分後、地震は発生しました。

ゴゴゴーっという、轟音。
家全体がブレるように揺れ、咄嗟に
まだテーブルについていた那央を抱きあげ
覆いかぶさるように、床にふせました。

轟音と同時に、ビクン!とおびえて、手を伸ばしてきた那央。

「だいじょうぶ、だいじょうぶ♪」と背中をさすりつつ、
夫婦どちらからともなく「うわぁ、来ちゃったなぁ」

揺れはすぐに止みました。
でも、しばらくは、近所の犬や小鳥が騒ぐのを聞きながら
動けませんでした。
もう一度「来ちゃったなぁ」とつぶやいてみたりして。

那央は、泣きもせずケロリとしているので
(まぁ、それはそれで問題だけど)
ひとまず、ウラ夫に頼んで、近所に声をかけにいきました。

うちのご近所さんは、年配の女性世帯主が多い。

「○○さーん、だいじょうぶー?」ときくと、
ひとまずの返事があったり、顔を見せてくれたりして、
隣組やご近所さんは無事の様子にひと安心。

ほどなくして、皆が近所の空き地に集まった。
誰もが顔に動揺を隠しきれない。

「ちょっとぉ、何これ?怖かった~」
「どうしよう、家ん中めちゃくちゃだよ!」
「心臓がどきどきして、おさまんないよ」
「こわくて、へぇ、家に入れない!」
「生まれて初めてだよ、こんなこと!」と85歳の大家さん。

心臓が悪いという60代の奥さんは、顔が真っ赤。
とにかく、おばあちゃんとこの方には座ってもらおうと思って
ウラ夫に頼んで、物置から、キャンプ用のベンチを持ってきてもらう。

すると、近所にいながら会ったこともなかった
40代ぐらいの男性が、座る用のダンボールを持ってきてくれた。
那央と私はそこに座らせてもらう。

「とにかく落ち着こう!」お隣さんのこうちゃんママが
缶ジュースとお菓子を持ってくる。
うちも、那央が朝食で食べかけのサクランボとお茶を持ってくる。

その会ったこともなかった男性が、
TVの情報や、知人から集める情報を逐一伝えてくれた。

当然、松本の私たちがこんななんだから
他では、もっとひどい事になってるだろうと思ったし
TVじゃ、ニュース速報の嵐だと思っていたのに…

いたって、のんきな情報がつづく…

えっ?ここだけの地震ってこと?

「桐(松本の北部)に住んでいる人は、なんでもないって」

ええーーーーっ???

東北の地震の時に、被災地の方がTVに映って
「もっと報道してください!」と訴えていた気持ちが
ほんの、ほんの少しだけだけど、分かるような気がした。

そこに、緊迫した声で町内放送がかかる。

「町会長より、お知らせ申し上げます!!!
 先ほど、大震災が発生いたしましたっ…!!!」

…。

大震災?大?
大、ではないかも…


少し、冷静さを取り戻した私たちは(笑)
めいめい、家にひっこみ、散乱した荷物を片付けはじめました。

チャリン、チャリンと、割れ物を集める音が
方々から聞こえました。

うちでは、いち早くウラ夫さんが片付けをはじめていました。

少しでも早く「家族が危なくないような、一定のメドをつけて」
お店の方も見に行かなきゃならない、という事だったのでしょう。

しかし、私の心境としては
また次の地震が来たら、那央とお腹の子を守らなければならない
という恐怖でいっぱい。

正直、がれきの山と化した台所なぞ
放置しておいてもいい!ぐらいに思っていました。

発生直後に活動した疲れがどっと出て
お腹がパンパンに張ってしまい、
那央を抱きかかえて、横になっているのが精一杯。

同じようにいらだっているのに、
見ている方向の違いがあって、ウラ夫と少し衝突しました。

でも、結果としては、
翌日には、ほぼ平常化して、なんの問題もなく
歩けたり、お料理ができたりして、感謝しています。

翌日の信濃毎日新聞を見て、
松本市内でも、被害があったのは南松本だけとわかり、
本当にびっくり!こういうことってあるんですね!?

自分たちと同等か、それ以上の被害写真をいくつか見て
やっと納得がいくっていうか…。

情報の大事さを知りました。

それと、人のつながりって、いいもんだなぁっていうのも実感しています。

震災後のTVで被災者の人が
「人が声をかけあって、あたたかい」というようなことを言っていたけど
本当に、ご近所でいつも挨拶だけの方が、
自分のうちの様子や、周辺情報など、いっぱい話してくれて
言い方は変だけど、少しうれしいっていうか…。

30日の夜は、とにかく余震が怖くて、
(地中から、ゴーッとせまってくる!)
お腹がキリキリと張っては、呼吸法で落ち着き、
それでもドキドキして、なかなか寝付かれませんでした。

東北の妊婦さんたちは、もっともっと怖い思いを
長きに渡って、強いられている。

そう思うと、本当に切ないです。   


Posted by ウラ夫 at 10:43Comments(0)

2011年06月18日

超、木!

だま@ショールームですicon01
雨にも関わらず、ご来店のお客様、ありがとうございます!

今日明日、ライフスタイルマーケットでは
父の日イベントとして、12歳までのお子様対象に
「ベビースツールに絵を描こう」という催しを行っています。





明日、うちの専務(3歳)も参加予定…icon10
どうなりますことやらface07
追って、様子をレポートしたいと思います。

話は変わって、今日お越しのお客さんで
10代後半か20代前半と思われるお嬢さんがいました。

ショールームに入るやいなや、

「超、木!超、木だね~icon14
とおっしゃって、おもむろにヤマザクラの天板をなでなで。

いやー、うれしいですね。

その通りなんです。

日本の山に生えている木を、
腕の良い職人さんがお世話をし、
「材」にし、家具に仕立て、
今度は使い手さんが、蜜ろうワックスで磨きながら、
毎日毎日使われる、木のキッチン。

存在感があります。

もちろん、お嬢さんがそんなウンチクを踏まえて
発言したわけじゃないのは、わかっています。

そうじゃなく、何の気なしに、素直に出てきた反応だからこそ、
うれしかったですねicon12

写真で見るより、インターネットで見るより
カウンターに手をついて、おしゃべりでもしながら
少しだけ時間を過ごす…。そうしていただくと、
木のキッチンの存在感をわかっていただけるかなーと思います。

ぜひ、会いに来て下さい。



  


Posted by ウラ夫 at 14:28Comments(2)キッチン

2011年06月03日

dango-chan(ロープ人形)現品限り!

こんにちは、だまですicon01

ただいま、ママルショールームでは、
木のロープ人形「dango-chan(当社専務(3歳)が命名)」を
現品限りで販売中です。



今人気のチェコ雑貨でよく見かける、ロープ人形。
(ちなみに、dango-chanは、生産地不明ですface07
本家チェコ製だと1000円以上しますが、
ショールームオープン記念、特別価格でご奉仕icon12

メッセージカードを持たせて…



季節のコスプレを楽しんで



ささやかなスペースに、能天気な彼(彼女?)の顔がのぞくと
いい感じに力が抜けて、和みますよ~npo02

出産祝いなどプレゼントにもいかがですか?icon27

dango-chan 300円(税込)






  


Posted by ウラ夫 at 14:12Comments(2)雑貨新着

2011年06月02日

木のキッチン、ショールーム快調です♪

ウラ夫です。こんにちは。

ライフスタイルマーケットに、念願のショールームをオープンして早10日。
木のキッチン、もとい、自然素材のキッチンをいつでも見に来ていただける場所をつくりたい、
まずはそう思って始めました。


毎日たくさんの方がいらっしゃいますが、予想以上にみなさん、
木のキッチンを驚きをもって迎えて下さいます。
そして多くの方が、「もうちょっと早く出会っていたらなぁ」などと、つぶやいて帰られます。
そんな言葉を聴くたびに、なんだか申し訳ないような気持ちになります…。

確かにそうなのかも知れませんよね。

こんな、ある意味何の変哲もない、普通の木で普通に作ったあたりまえのキッチンが、
今の世の中にはなぜかないんです。
引き出しや棚がフツーにあるだけで、他にとりたてて凝った機能もない。
木のキッチンだから、キズもつくし、お手入れも必要。
今の常識からしたら、ずいぶん面倒なキッチンなのかも知れません。

でも、毎日の暮らしって、日々なんだかいそがしくて、面倒なことも多くって、
部屋もなかなかインテリア雑誌のようには片づかなくって。
気がついたら子どもは大きくなってる、自分はそこそこ年をとってる。
そういうσ(^^)も、まさにそんな感じ。

でも、それでいいんですよね。
それでも毎日を一生懸命生きてることが大切。
この面倒だけど、あたりまえのキッチンは、その毎日と一緒にいてくれるんです。

子どもが歯固め(なのかな?)にかじりついたテーブルの歯形も、
旦那にムカッ腹がたってコヅいた天板の傷も、
木のキッチンは、「そんなこともあったよねぇ」と、取り込んでくれます。

それでいいと思うんですよ。
キズだらけのキッチンと暮らしましょう。楽しくね♪

こんな何のことはない、あたりまえのことに感動し、喜んで下さる、
そんなたくさんの家族のために、あたりまえの木のキッチンを作りつづけたいんです。

そんな先日、あるご夫婦が、熱く語って下さいました。
「偶然立ち寄ったこのお店で、このキッチンと出会えたんです。そうでなければ、
あきらめてシステムキッチンにしてたはずなのに…。なんだかすごくワクワクしてきました!」

むぅ~、ウラ夫、何とも言えぬ喜び…。もうダメかも…(笑)。

それはそれは小さなスペースなんですが、木のキッチンを見ていただける場所を作って、
本当によかったと思っています。


こうして数日、木のキッチンに驚きと感嘆の声をあげて下さる方に毎日お会いしています。
σ(^^)にとって、何とも嬉しい毎日です。
ぜひみなさんも遊びに来て下さいね。


「スタジオママル」
松本市新橋6-16 ライフスタイルマーケット2F
10:00~19:00 (火曜定休)
  


Posted by ウラ夫 at 02:40Comments(0)キッチン

2011年06月01日

松本経済新聞さんに紹介していただきました

松本在住の人にも、松本大好きの人にも
おすすめのウェブニュースサイト「松本経済新聞」。

ライフスタイルマーケットの紹介記事が!
スタジオママルも、取材していただきました。
http://matsumoto.keizai.biz/headline/910/

とりとめのない話を、よくまとめていただいて…face05
ありがとうございますicon12


  


Posted by ウラ夫 at 18:46Comments(0)

2011年05月21日

オープン前日の様子なり

だまですicon01

いよいよ、松本市の新名所!
家具&雑貨、アンティークの専門店「ライフスタイルマーケット」
グランドオープンです。早くもお客様が続々と見えています。

そして、2F。
スタジオママルの新ショールームも、本日移転オープン
写真は前日の現場とウラ夫さん。準備でヘロヘロ…face07



↓外国のお屋敷の屋根裏部屋みたい…icon12



ビクトリアンクラフトさんは、アンティーク家具の在庫が
日本でもトップクラスだそう。
見てるだけでも、ときめいてきますicon12




サンタカフェさん。
ヨーロッパのどこかの都市の街角のようです!


  


Posted by ウラ夫 at 11:19Comments(0)キッチン

2011年05月20日

木のキッチン、ショールームをオープンします!!

と、大きく出ましたが、連日準備準備でヨレヨレゆえ、短くお知らせ。
ウラ夫です。こんにちは。

来る5月21日(あ、もう明日ですね)、
松本市に「ライフスタイルマーケット」がグランドオープンします。


アンティーク家具・雑貨・ステンドグラスなどに恐るべき品揃えを誇る、そのスジの老舗、
「ビクトリアンクラフト」さんの新店舗の一角に、スタジオママルも初めてのショールームを
オープンすることになりました。

σ(^^)たちは、日本の山で育った広葉樹のムク材のみを使ったオーダーキッチンを提案しています。
食をあつかうキッチンだからこそ、接着剤にはニカワ、仕上げには蜜ロウなど、
出来る限り安全な自然素材のみを用いるよう心がけています。

そんな、木のオーダーキッチンで暮らす楽しさや豊かさを、一人でも多くの方に知っていただきたい、
ショールームを作ろうと思ったスタートはその一点からでした。

木のオーダーキッチン?
そんなのってあるの? 水も火も使うのに、本当に木で大丈夫?

そう思われた方。
ぜひ一度、ライフスタイルマーケットに遊びにお出かけ下さい
もれなくウラ夫が慣れない店番をしてお待ちしております。
キッチンのご相談をはじめ、ダンナがお皿さえ洗ってくれない件など、あらゆるご相談承ります。

ちなみに1Fには、松本では知る人ぞ知る素敵なカフェ、「サンタカフェ」さんがお待ちしています。
スイーツもお料理もオススメですよ~。


ともかく、愛する松本が楽しく元気な街になったらいいなと思ってます。
「ライフスタイルマーケット」でお会いできるのを楽しみにしています。

ライフスタイルマーケット
松本市新橋6-16(国道19号沿い)

2F スタジオママル
tel: 0263-87-7056

  


Posted by ウラ夫 at 02:28Comments(2)キッチン

2011年05月19日

ホホバオイルの力

こんにちは、だまでーすicon01

この度、生まれて初めて外国の通販を利用しましたicon12
購入したのは「ホホバオイル」。



以前、義父のオーストラリア土産で同じ物をいただいたのですが
これが、大・大ヒット!
100%自然素材で、お手頃価格で、
ニオイがセーフで、おまけに効果(相性)抜群icon06

とうとう終わっちゃったので、リピート購入したというわけです。

私の使い方はというと、
夜の洗顔後、水気を拭いたら、化粧水も何もつけないで
いきなりヌリヌリ。

ヌルヌルを利用して、ゴシゴシとオイルマッサージ。
痛いくらいの力で、顔全体をリフトアップしたり、
小鼻も指でゴシゴシ。飽きたら、そのまま寝る。

香りは、高級オリーブオイルのような感じかな…。

で、次の朝。

ちょうどいいシットリ感。
気のせいかもしれないけど、いつもより肌が白く、
ほっぺと唇だけ、ポッと赤みが差して、いい感じicon06

毎晩やり続けると、毛穴の黒いのがなくなりました。
(毛穴はなくならないけど…)

お化粧は、水洗顔のみで、別のクリームとBBクリームをつけ
少しお粉をはたいて、完了。

とんでもなくズボラな感じですが、
ホルモンバランス崩れまくりの妊婦にも関わらず、
調子がいい時は、肌きれいだねーと言われることもあります。
(お世辞かもしれないけどface07

私が使っているのは、ネイチャーズハウスという所のもので、
ほかの物は、全く試したことがありません。

日本の通販サイトで買うと、125mlが5000円するので
ネイチャーズハウスのサイトから直輸入。
送料込みで、3600円ぐらいでした。

お気に入りの化粧品と出会えたのが
女性雑誌でもコスメサイトのクチコミでもなく、
義父のお土産だという、この奇跡…。

お父さーん、ありがとーーーー!  


Posted by ウラ夫 at 18:15Comments(3)よもやま話

2011年05月18日

ネパール定食

こんにちは、だまでーすicon01

突然ですが「ネパール定食」って、ご存知ですか?

お皿に、ご飯とおかずが数種のっていて
お汁がつくというもの。

学生時代、ネパールを旅したウラ夫が
現地で親しくなった、ネパール人の友人と話したことには…

ウ:「ネパール定食、すごく美味しいんだけど、ネパールに来て
   他の食べ物を見たことがない。普段、他には何を食べるんだ?」
友:「ネパール定食だけだ。ネパール人は、一生これを食べるんだ」
ウ:「え?face08
友:「問題ない。うまい!icon28

へーっ!カルチャーショックface08

こちとら主婦は、当たり前のように、毎食毎食「何を作るべぇかface07」と
悩んで暮らしているわけですからねぇ!

以来…
「そもそも、日本人は、いろいろ食べすぎなんだよね」
と、家事サボりのグローバルっぽい言い訳に採用したりしています。
ネパール、ごめんicon11

ダルバートのさらなる特徴としては、
ご飯もおかずもお汁も、無限におかわりできるということ。

現地では何十円で、食べられるそうなので
ウラ夫のような学生さんの貧乏旅行では
救世主的存在かもしれませんねicon12

…と、前振りが長くなりましたが、
このダルバートを食べさせてくれるお店が、
なんと、松本にあったんです~icon12

島内にある「ヒマラヤン シェルパ」さん。
(エベレスト登頂を果たしているネパール人の方のお店!
 登山愛好家の集うお店でもあるようです)

今まで、話に聞くだけだったダルバート。
主婦の味方、あこがれの(?)ダルバート。
先日行って、実際に食べて来ました。



日本のご飯と違って、ふわっとしたご飯。
これが、おかずによく合う!

汁は、とろっと優しい味。
小さなお豆がいっぱい入っています。

おかずは、お肉と、青菜の炒めと、
じゃがいもの煮たのと、すっぱ辛いお漬物の4種。
(ウラ夫が現地で食べたのは、おかずが、おじゃがオンリーだったそう…
 こちらのお店のダルバートは、大変な豪華バージョンなのであるicon12

おかずの味付けは、基本全部カレー味。なんだけど…
なんて言うんだろう~、お野菜の味がめちゃめちゃ引き立って
いくらでも食べれちゃいそう~icon28

妊娠中で、あまり食が進まない私も
しっかり、平らげてしまった。

あ~っ、なんか、力でそう~!!!icon21
出産直前にぜひ食べたいicon14

お店の女性(かわいい!)によると、
妊婦さんが、結構来るそう。

いや、山登る人が食べるもんだし(←誰もそんなことは言っていない…face07
体力勝負の妊婦食として、いいかもね!   


Posted by ウラ夫 at 12:26Comments(0)信州

2011年05月12日

比べてみよう、ガスとIH(長大レポート)

お久しぶりです。ウラ夫です。

しばらく音沙汰のないブログとなっていましたが、
実は、ひそかにホームページなどこしらえておりました。

木のオーダーキッチン スタジオママル

数年ぶりのリニューアルです。
(オープンしたてで、内容はこれからこれから…)
たくさんの方に、木のキッチンで暮らす楽しさを知っていただきたいと思っているわけで、
じわじわとそういう路線で、楽しくやっていきたいと思います。


などと、東京から書いています。
震災後、初めて東京に来ています。
うわさには聞いていましたが、そう言われてみれば夜になると少し暗い気がします。
ビルの看板やライトアップが消えてますね。

でも、どうってことないです。まったく不便ではないです。
というか、ウラ夫的にはいい感じです。
夕暮れ時に、街よりも空のほうが明るく見えるので、なんだか景色に風情があって、
東京の街に今までとは違った趣がありました。
うーむ、節電もわるいことばかりじゃないです。

夏の暑い盛りはどうするんだ?というのが心配の種ですが、
これで、都民の皆さんがこぞって道端に水を打ち、
エアコンをつけずに縁台で夕涼みなどするのが流行ったとしたら、
これ、なかなか素敵な新東京の風情かと。

そういえば余談ですが、スカイツリーって浅草にあるんですね。(知らなかった)
浅草行きの電車に乗って、「おー、遠くに見えるアレが、今話題のアレかー!」
などと、おノボリっぷりを発揮していたところ、見る見る間に目の前まで来ました。
東武は実にサービスのよい電車♪、と個人的に高評価です。


それはそうと、今回は、新宿のリビングデザインセンターOZONE(オゾン)で、
キッチン関連のセミナーいくつかに参加してきました。
そのうちのひとつがタイトルの、「比べてみよう、ガスとIH 」というもの。
オゾンの下(1F)には東京ガスのショールームがあるので、そこで実際に
両方を使って料理をして、それぞれの特徴を学びましょう、というテーマでした。

IHを使ったお料理体験教室、あるいはガスコンロだけを使ったそれ、というのは
よくありますが、ガスとIHの両方を比べながら、お料理体験できるところは他にないとか。

実際に両方で作った料理の食べ比べ、というのもあるそうで、子どものようにワクワクした
気持ちで参加しました(笑)。

まずはコンサルタントの先生から、キッチンについての簡単な講義。
いくつかのキッチンプランを前に、
「さぁ、この中で正しい(使いやすい)キッチンはどれでしょう?」 と問題。

無事全員正解するも、見れば参加者の中で男子は私ひとり。
「いつもは男性の方は結構間違えるんですよ。どれだけ家事してないかわかるんですけどね~」
と先生、先制ジャブ。うーむ。

身分は隠しているものの、そこはキッチンスペシャリストの端くれだが、
まさか、いきなりの踏み絵とは。
危のうござる。

講義が済むと、晴れてショールームに移動。
そこには、参加者が取り囲むようにシアター風キッチンがあり、ガスコンロとIHが並んでいます。

「今日はガスとIHの両方を使って、ご飯とエビとチンゲン菜の炒め、チキンのグリル焼き、
野菜のダッチオーブン焼きを作りまーす。」 と、ショールームのお姉さま。
む、予想以上に豪華な展開。

キッチンにしつらえられたモニターで、ガスとIHの特徴説明なども交えながら、
手元はテキパキと料理を進めていきます。これはちょっとした料理タレントの域です。

まずはガスコンロ専用の土鍋でお米を火にかけます。
と言っても、炊飯ボタンを押すだけ。
勝手に火がついて、あとの火力調節は勝手にやってくれるそう。
炊飯器並みの簡単さです。しかも蒸らしを含めて30分で炊けてしまう。

また、同時に最近のガスコンロの売り、専用ダッチオーブンに、余り野菜想定の
ジャガイモ、ニンジン、パプリカを入れてグリルにセット。
これもタイマーをセットしたら、点火してほったらかし。

炊飯機能とか、タイマーとか、そういえばうちのコンロにもついていたが、
一度も使ったことなかったなー。

そしていよいよガスとIHのタッグマッチ。
まずはグリル焼きから。
シンプルに塩コショウ下だけのチキンと、付け合せに冷凍のエダマメをグリルに入れて、
ガスとIH、同様にせーのでスタート。

その間に炒め物へ。ストップウォッチを片手に、アシスタントさんとともに、
ガスとIH同時に調理を始めました。
正面のモニターには、温度変化がわかるよう両方を写したサーモグラフィー。

ぐんぐんと温度が上がっていったのはガス。あっという間に調理が済んでしまいました。
最初出遅れたIHですが、その後もまったく追いつけず。
そして早速の試食タイム。
想像通り、ガス調理の方はシャキッと熱々に仕上がっていたのですが、
IHの方は時間がかかりすぎたせいか、水も出てしまい、べちゃっとしていました。

先生によると、火力だけではなく、IHの場合クックトップから鍋を持ち上げて振ることが
できない(発熱が止まってしまう)ので、混ぜながら調理するしかなく、
そのため野菜の表面を傷つけてしまって、水が出やすくなるのだとか。
また、IHの場合、鍋の底しか温まらず、鍋横に熱が回らないこともあって、
どうしても温度が下がりやすいのだそうです。

「まあ、どちらが美味しいかは、お好みですからね~」
などと、中立を保っておっしゃるものの、誰の目にも勝利は明らか。
出だしからIHの雲行きが怪しくなってきました。

ちなみに、ガスコンロで使用したのは高火力の大バーナーではなく、中バーナーの方を
使ったとのこと。IHは最新の機種を最大火力で使ったとのことです。

さて、そうしているうちにグリル焼きが完成。
ガスの方はこんがりと焦げ目が付いて、いい焼き色♪

IHの方も見てみましょう、と取り出すと、まだまだ焼き途中。
ホイルに包んだ枝豆はというと、ガスの方は若干焦げ目がつき始めていましたが、
IHの方はまだ冷たい。
「IHの方はもう少し焼かないといけないですね~」と、どこか嬉しそうなお姉さま。
ガスで焼いたチキンと枝豆のみいただくことに。

これも全く予想通りのうまさ。
グリルでお魚しか焼かないという方も多いかと思いますが、こうして実際に食してみると
お肉やピザなど焼くのも最高!力を込めてオススメします!

ちなみにコンロにグリル、というのは日本の機器だけにある便利な道具。
おしゃれなインテリア雑誌などに登場する外国製コンロやIHにはこういったものは
ありません。
もちろん、元々は焼き魚をよく食べる日本人のために作られたものでしょうが、
今や、グリルでお魚だけ焼いているなんて、もったいないです。
ちょっとしたオーブンやトースターの代わりにもなるわけです。

さて、ガスのグリル焼きのおいしさに感動していると、土鍋のお米が炊け、
野菜のダッチオーブン焼きも完成しました。
これまたいうまでもないおいしさ。
勢いに乗ったガスが追い打ちをかけてきます。

しばらくするとようやくIHグリルの方のチキンも完成。
ガスの倍の時間がかかってしまいました。

取り出すと、素敵な焦げ目は付いています。が、
「長めに焼くことになるので、ちょっと小さく縮んでしまうんですよね~」
思わず会場から苦笑。
ますます旗色悪すぎです、IH。

どうも、ガスの場合は両面から一気に焼くので早く焼けるのですが、
IHの場合、片側ずつ交互に焼いていくので、どうしても時間がかかってしまうのだとか。


そんなこんなでタッグマッチは終了。
最初、「ガスとIH、どちらが良い悪いではなく、それぞれの特徴を知って、
どちらが自分たちにあっているか、見ていきましょうね」
と、あくまで中立を貫く立場を表明していた先生。

でも、終わってみると、どう見てもガスに軍配があがっていました。
東京ガスのショールームなんですから、当然といえば当然ですが。

そう言えば、ママルのキッチンでIHをお使いのお客さまが口を揃えておっしゃることは、
「お湯が沸くのが早い!」ということ。
この点を早速先生に突っ込むと、
「少量の水だとそうなんですが、量が多くなればなるほど、ガスの方が有利になってきます。」
とのこと。 うーむ。

というわけで、今回はしてやられた感のあるIHでしたが、今度は電力会社などの主催している
IHのお試し料理教室にも行ってみたいと思います。
報告はまた。

  


Posted by ウラ夫 at 10:40Comments(0)キッチン

2011年04月22日

木のキッチン見学会のお知らせ

ウラ夫です。こんにちは。

久々に見学会のお知らせです。
場所は安曇野の穂高。北アルプスを間近に望む、森の中のお家です。
あずみ野のゆったりした自然と、サクラのアイランドキッチンがお待ちしています♪


ただいま設置中。


【日にち】4月23日(土)・4月24日(日)
【時 間】10:00~16:00
【場 所】安曇野市 穂高 有明

ご予約はアトリエデフさんまで。
地図を送ってくださいます。

*お問い合わせ・ご予約*
デフ八ヶ岳営業所 【担当:古旗】
E-mail:info@a-def.com
TEL:0266-74-1077
FAX:0266-74-2131  
※当日の連絡先
携帯電話/080-5147-7677
  


Posted by ウラ夫 at 22:45Comments(0)キッチン

2011年04月17日

花見やら、芋煮会やら

春ですね~。

先月からいろいろあって、日本中が慌ただしくなっていたせいか、
季節の移り変わりを感じる余裕さえなかったような気がします。
気がついたら春になってました。ウラ夫です。こんにちは。

お花見もしたいような気がしますが、たぶん今年もそう思っているうちに
桜も終わる気がします。
まぁ、いいんですけど。

花見と言えば、花見より「芋煮会」の方が重要だ!と、昔仙台の友人が言っていました。
東北にゆかりのない方、芋煮会って知ってますか?

σ(^^)も聴いた話なので、ディテールに自信はないんですが、
なんでも、その辺の川原あたりで芋汁を作って、大勢で大酒など飲みながら
大盛り上がりする行事だとか。

いいっ!
一聴しただけで、間違いなくタマラナイ会だと言えましょう!!

友人たちと行うのはもちろん、会社の季節行事などにもなっていて、
「今日は会社の芋煮会だ~(←仙台なまりでよろしく)」
などと使うそう。
春の花見より、秋の芋煮会の方が大切なんだとか。
素敵な伝統ですね~。

気の知れた仲間が、野外で大鍋を炊いて、ともに楽しむ♪
あるいは、そこで新しい出会いなんかもあったりしてね…。
芋煮が取り持つ人の縁ですよー。いいね~。

えー、野外調理&酒餐大好きなσ(^^)としましては、この秋、必ずや
「スタジオママル主催・野外キッチンによる大芋煮会!」を決行する所存でございます。
これ書きながら、今決めました!

実は、みんなで野外料理が楽しめるような、アウトドアキッチンをデザインしたいと思ってました。
農業に転身したばかりの友人も、この秋は収穫祭だ!などと意気込んでいましたし、
よーし、秋にはいずこの川原でか、アウトドアキッチンをお披露目しつつ、
大鍋の煙をたなびかせるぞー。


さて、それはそうと、山梨の北杜市に新しいキッチンの設置に行ってきました。

設置中の様子です。
今回は全て国産の杉で出来たキッチン。
職人さんが、手際よく組み立てていきます。
完成後の様子は、また後日。

今回のお家は、「清春白樺美術館」のご近所。
丘の上のかわいい建物が目印です。

春は桜の名所でもあるそうで、老木が取り囲んでいます。

松本は、まだつぼみでしたが、さすがこちらはちょうど満開!
なんとも、よい時に来ましたね♪

  


Posted by ウラ夫 at 02:34Comments(0)よもやま話

2011年04月13日

ナヲ専務の初料理「のりたまポテトサラダ」

久々に登場、だまです。

毎日、食事の用意の度に 
「お手伝いするよ~わーい(嬉しい顔)」と言ってくれるのですが 
と~っても、おジャマな当社専務ナヲ(3歳)…あせあせ 

(味噌をなめたい、とか、食器を洗いたいとか言うげっそり) 

気持ちはうれしいが、キッチンは火や刃物があって 
3歳児には、まだまだ危険な場所。 

遠ざけたい、でも 
「やりたい」気持ちも、汲んでやりたく…考えてる顔 

日頃から、対策を考えていたのですが、 
本日はやっと、彼に作ってもらえるレシピを思いつきました。 

その名も「のりたまポテトサラダ」手(チョキ) 


<手順1>…おいもむき 
半割りにしたジャガイモを、あらかじめ蒸しておけば 
つるつると皮がむけます。 
おっきな皮がむけると、専務、大喜び☆ 

<手順2>…おいもと、たまごをマッシュ 
すり鉢と木のしゃもじを使って 
おいもとゆでたまごをマッシュ、マッシュ。 

すり鉢だと滑らずグー。 

<手順3>ぐちゃぐちゃのり作り 
ビニール袋に味付け海苔を入れて、ぐちゃぐちゃもみもみ。 
細かめのもみのりを作ってもらいます。 

<手順4>まぜまぜ 
全部の材料とマヨネーズ、塩こしょうをまぜまぜ。 

できあがり~うまい! 

集中してできる作業ばかりなので、 
ほっといても、やっていてくれました。 

お好みで、しょうゆとか、カリカリベーコンとか 
入れてもいいかもしれないですね。 

また、頼むね!専務ハート達(複数ハート) 
  


Posted by ウラ夫 at 23:09Comments(0)子育て

2011年04月12日

節電でみつけた豊かな気持ち

ウラ夫です。こんにちは。

関東の計画停電も一時終息に向かうようですね。
こんな気楽なことを言っては、関東の皆さんに怒られるかも知れませんが、
世の中の節電も、この頃はなんだか板に付いてきた感じがします。
どこのお店に行っても、照明は半分消えているし、街の看板も結構消えています。
松本でもそんな感じです。

でも本当に、どうってことないんです。ちっとも暗くなんてないです。
今まで、どんだけ明るすぎたんだろう?ってな感じです。

こないだ、照明の半分消えた、とあるお店の天井を見上げて思ったんです。
なんだかなごむなぁ、って。
煌々と明るいいつもは見えない「陰」が、なんだか部屋の大きさを感じさせてくれました。

そんな時、昔読んだ一冊の本を思い出しました。
谷崎潤一郎の「陰影礼賛」というエッセイです。









誰が言ったか知らないが、インテリアデザインなど志す学生は、必ず読んでおけ、と
言われてきた本です。
σ(^^)もデザイン学生の時に読みました。

奥へ行くほど薄暗い、昔の日本の家の造りに、日本人の美意識があらわれてますよ、
あの薄暗さがあるから、きんきらきんの金屏風も、本来変な色の味噌汁も(笑)、
美しく見えてくるんですよ~
というような、どこか日本人なら気づいていたけれど、そう言われりゃそうだわな的な、
とても美しい文章なのですよ。いや本当に。

どうにも、このところの日本は明るすぎました。
家の中には決して暗闇ができないように、ひたすら蛍光灯を輝かせ、
また、長野の田んぼのただ中に、目も開けられないぐらいの光を放つ夜のコンビニ。
集まる自分たちは、さしずめ夏の虫なのか?って。

以前、ヨーロッパを旅した時の驚きを思い出します。
どの家にもホテルにも、部屋の天井の真ん中に電灯がない!
あちこちに小さな照明はあるんだけれど、全部点けても、暗くてしょうがない。
夜になると、部屋で日記を付けるのもひと苦労でした。

でも、そのうちあきらめました。
夜なんだから、暗くてあたりまえなんだ。物書きなんてしなくていいんだ、って。
夜はほの暗い部屋で、くつろぐもの。
そう思ったら、夜の過ごし方が変わりました。
ムリヤリ明るくして、昼間の延長戦にして、書き物なんかせず、
ゆっくりお酒でも飲んで過ごせばいいんだ、って。
そのためには、部屋のあちこちに暗闇の出来る程度の照明がちょうどいいんです。

ムードは違いますが、このところの節電で半分ぐらい照明を落としたお店が、
目にも優しく、意外にも居心地がいいことを発見しちゃったわけです。

節電というと、こんなご時世だから我慢しなきゃ、がんばれニッポン!的な、
どこか悲しげな様相が漂いがちですが、そればっかりじゃありません。

ちょっと暗くなったことで、今まで見えなかった部屋の「陰」があらわれてきたんです。
陰はズバリ、ムードなんですから、楽しまなくっちゃ損ですよ。

せっかくの機会、ととらえて、皆さんも部屋の電気をいつもより余分に消してみませんか?
節電だから、じゃなく、陰を味わうために。

こんな時だからこそ、いつもと違う暗さも楽しんで。
ちょっと暗めのお部屋で、「陰影礼賛」もぜひ読んでみて下さいね。
これだけで、○万KWはいけそう…。
  


Posted by ウラ夫 at 02:21Comments(0)家具・デザイン

2011年03月31日

オルガンジャズ・ライブのお知らせ(再)

ウラ夫です。こんにちは。

世の中いろいろあって、最近では花見を自粛するべき、という話もありますが、
(厳密には花見をではなく、「宴会を」ですが)

一方、こんな時だからこそ前を向いて元気出して行こう!というのも正直な気持ち。
以前お知らせしましたジャズライブの日が近づきましたので、再びお知らせしたいと思います。
聴いた方が、晴れ晴れと元気になるような音楽をお届けしたいと思っています。
皆さま、ぜひお出かけ下さい。お待ちしています♪

4月9日(土)19:30~
出演:Lazy Khan(レイジーハーン)、他1ユニット
   浦野伸也 ;Hammond organ
   小倉洋平 ;alto sax.
   宮嶋弘樹 :guitar
   中野耕二 ;drums

(以下転載)
キッチンづくりのかたわら、ジャズオルガンとピアノを弾いていますが、
久々にライブをすることになりました。
気が付くと、なんと今年初めてです。長めの冬眠でございました~。

ジャズオルガンって何?という方のために簡単にご説明しますね。
σ(^^)の弾いているオルガンはハモンドオルガンといいます。
小学校の教室にあったようなオルガンとはちょっと雰囲気が違います。

↓こんな感じ。


今から約80年ほど前のアメリカで発明された楽器で、その当時、パイプオルガンなど
買えなかった黒人たちの教会などに、その代用品として取り入れられていきました。
そんな中からゴスペルやジャズ、ブルースなどが花開いていったわけですね。

電気楽器のはしりとも言えるもので、中にはたくさんの真空管と、歯車がシュルシュルと
回っている、今となっては外見・音ともに、実にレトロでよい雰囲気をたたえた楽器です。
ご覧のように、家具屋の目から見ても大変美しい楽器なのであります。

このハモンドオルガン、アメリカでは今でも盛んに聴かれる楽器ですが、
なぜかこの日本では他の楽器に比べてあまりよく知られていません。
ピアノと違って、オルガン自体があまりないため、実際の演奏に触れられる機会も
とても少ないのではないかと思います。

しかし、一度聴いていただければわかりますが、独特のあたたかさと繊細さ、
そして華やかさを持った、とっても魅力的な音楽を奏でることが出来るんです。

σ(^^)の心の師匠、河合代介さんのソロ演奏をどうぞ

というわけで、そんなハモンドオルガン、とりわけオルガンジャズに触れていただく機会を
微力ながらつくりたい、とσ(^^)も時々演奏をしています。
このブログでも、ライブスケジュールをお知らせしていきますので、
ご興味のある方、ぜひとも一度お運び下さいませませ。
お待ちしています♪
  


Posted by ウラ夫 at 22:47Comments(0)音楽

2011年03月30日

震災を機に、あらためてオール電化について考えました

ウラ夫です。こんにちは。

岩手県にママルのキッチンを使って下さっているご家族がいらっしゃいます。
東日本では最も遠方のお客さまです。

この震災でどうしていらっしゃるか、ずっと心配でした。
が、数日して、ご家族みんな無事とのメール。まずはほっとしました。

何日かは停電が続いていたものの、キッチンがプロパンだったので何とか調理はできている。
ものが手に入りにくいのは心配だけれど、家族であたたかい食事を囲めることはとても幸せで
ありがたいことです、とのメッセージ。

本当によかったです。
キッチンにまた火が点って、家族をあたためている光景を思うと、何ともうれしいです。

家のエネルギー源として、電気・ガス・灯油など、いくつかを併用されていたことも
よかったのかも知れません。
もし、キッチンの熱源が電気だったら、お湯さえ沸かせないんですから。

こちら長野の被災地、栄村のある被災者の方の言葉が耳に残ってます。
「オール電化の家は(地震で)すぐだめになっちゃったけどね…」

便利さと脆さは紙一重。そう感じざるを得ませんでした。
全てを1種類のエネルギーでまかなうことは、
何かあった時に、手も足も出なくなるおそれがあるわけです。


これまでたくさんの家族のキッチンを作ってきました。
ガスコンロの家も、IHの家もありました。
ママルのお客さまは、以前はガスコンロ派の方が多かったですが、
最近は半々、いや、IHを選ばれる方がずいぶん増えてきました。

熱源をガスにするか、電気にするかはキッチンだけのことではなくて、
暖房やお風呂なども含む、家全体の問題ですから、キッチンをプランする前に
どちらにするか、すでに決まっているという方がほとんどでした。
なので、キッチンの打ち合わせの中で、積極的にどちらかをおすすめする、というような機会は
なかったんですが…。

ガスにも、IHをはじめとした電気調理器にも、それぞれメリット・デメリットがありますので、
どちらが正解ということはありません。
ですが、私自身があたらしくキッチンを作るとしたら、今と同じくガスコンロにすると思います。

理由はいろいろあるんですが、最も大きなポイントは、「火が見える」ということです。
とりわけ子どもたちに、火で湯を沸かし、食べ物を煮る、焼く、炒めるという原初的な営みを、
見て、経験してほしいと思っているんです。

火の便利さ、危険さ、ありがたさ。
直火に接することによって、からだを通して学べることがあると思います。


今回の震災を経て、いろいろと考えざるを得ませんでした。
災害でライフラインが止まったら、ということだけではなく、
そもそも私たちは、エネルギーとどうつきあっていったらよいのか?

豊かな暮らしを支えていた原発の事故。
それを受けて、関東では計画停電。大変な混乱を招いています。

原発はもうやめよう、という声。
しかしながら、今原発をなくすことは、電気に頼りきった暮らしを、誰もが大きく
変える覚悟がなければありえません。

今でこそ誰もが節電を意識しているけれど、これから来る猛暑の夏に、
全国民が一致団結してエアコンを使わずに一日でも過ごしたら、すごい。
何か、大きな価値観が変わるような気がします。

オール電化はクリーンなイメージ。
エコという印象をお持ちの方も多いでしょう。

でも、燃料輸送のため、発電のために出るCO2も、家庭では出さないかわりに、
他のどこかでまとめて出しているだけ。
最近は「想定外」の放射線とやらまで出てしまったようで…。

オール電化に限らず、日々あたりまえのように電気を使っている私たちですが、
いつでも買い物ができるコンビニの便利さや、エアコンを奔放に使える快適さの向こう側、
私たちの目の届かないどこかでは、今も石油が燃え、ウランが燃えていることを
想像していきたいですね。

ちょっと極端な理想かも知れませんが、
できることなら、自分の使う火ぐらい、自分の責任で燃やして、
暖をとったり、煮炊きをしたりしていきたいものです。
昔の人間がそうだったように。

  


Posted by ウラ夫 at 01:26Comments(0)キッチン

2011年03月20日

「玄牝(げんぴん)」という映画を観ながら考えた(長いです)

ウラ夫です。こんにちは。

実は震災のあった翌々日、松本シネマセレクトさんの自主上映で、
「玄牝(げんぴん)」という映画を観てきました。
愛知県岡崎市にある産婦人科、吉村医院での、お産をめぐる
ドキュメンタリーです。


「自然なお産」を伝えていくことに命をかける、吉村正先生と、
自然の摂理と自らの力で出産しようと心を決めて取り組む妊婦さんたち、
それらを支える家族や助産師さんたちの思いや葛藤が描かれています。

我が家のだまさんも現在妊娠5ヶ月目。
実は4年前、自然分娩を望みながらも、帝王切開となった経験があり、
今度こそは自然なお産を、という思いが、私たちの中にありました。
そんな特別な気持ちをもって、上映に臨んだんです。


例によって、映画の詳しい内容には触れませんが…
女性にとって、本来お産がいかに嬉しく、気持ちよく、素晴らしい体験であるかが、
強く伝わってきました。

映画の中で吉村先生は、自然なお産を手がけることに命をかけている、と言い、
そして妊婦さんたちにも、自分の命をかけよ、と時に優しくも、厳しく叱咤します。

お産という自然の摂理に身をゆだねてゆく中で出会う、喜び、厳しさ、感動…。
それは女性のみに許された体験ではありますが、
これまでは、そのことを漠然とうらやましく思う気持ちがありました。

しかし、今回受け取ったメッセージは違いました。

震災の様子が刻々と伝えられる中で、生きていく命、死んでいく命について、
考えさせられずにはおれなかったせいもあるかも知れません。

確かにお産は女性にしかできないこと。
男である私に、新しいいのちを産み出すことは出来ません。
では、この世の中に何を創り出していけるのだろう?

女は子どもを産み、男は街や船や建物を造る…?
いやいや、そんなことではありません。

私は、人が永年かけて育んできた「知恵」や、自然や歴史からの「学び」を今に生かし、
次の世代へ伝えていくことこそが、自分がすべきことではないのか、と思いました。

私が毎日取り組んでいることは、キッチンや家具という「ものづくり」です。
でも、本当はその先にある、幸せな家族や、元気なお母さん、伸び伸びと夢を語るこどもたちを
創り出したいと思っています。

また、毎日の手入れが必要な、ある意味「面倒な」木のキッチンを通して、
ものを家族のように可愛がり、大切に使っていく「こころ」を一人でも多くの人へ伝えていきたい。
職人さんのていねいな手仕事が、それを応援してくれています。

そうだ、男である私に、いのちを産み出すことはできないけれど、
こころを育てていくことはできる。 
先人の知恵を未来へつなげていくことはできる。

映画の中で吉村先生は、
こういうあたりまえのお産というものをつなげていくことに、私は命をかけてるんだ
というようなことをおっしゃっていました。(正確ではないですが、そう受け取りました)

吉村先生は男ですから、自分でお産をすることはできないけれど、
(産婦人科医という)自分の与えられた役割を通じて、その素晴らしさを伝えています。

私は、直接的にはキッチンづくりを通してですが、本当はその先にある、
人のこころを育てていこうと志しているんだ、とあらためて気づかされました。

うちの社名、「ママル」とは「ほ乳類」という意味。
ほ乳類は、卵を産み落とすのではなく、唯一子どもに乳をやり、育てていく動物。
だから、そこに愛情というこころも生まれます。

キッチンを生み出すだけでなく、そこで暮らす家族の毎日が幸せであること。
そんな家庭で育ったこどもたちが、人やものを大切にするこころを学びながら、
のびのびと成長していくこと。
そんなこころがバトンリレーされて、未来の日本にまで「つながっていく」こと。

映画を見終えて、私が世の中のために貢献すべきことはこれだ、と確信しました。


今、世の中は震災をきっかけに、「自分に何ができるだろう?」という問いで満ちています。
ひとり一人が持っている役割や資源はそれぞれ違うでしょう。
大切なのは、それをしまい込まず、力いっぱい発揮して生きることだと思います。

ひとり一人が「自分だからこそできること」を生きたとしたら…
「一灯照隅」、世の中はきっと明るくなるはず。
がんばりましょう、日本!

  


Posted by ウラ夫 at 02:53Comments(0)子育て