2011年04月22日

木のキッチン見学会のお知らせ

ウラ夫です。こんにちは。

久々に見学会のお知らせです。
場所は安曇野の穂高。北アルプスを間近に望む、森の中のお家です。
あずみ野のゆったりした自然と、サクラのアイランドキッチンがお待ちしています♪


ただいま設置中。


【日にち】4月23日(土)・4月24日(日)
【時 間】10:00~16:00
【場 所】安曇野市 穂高 有明

ご予約はアトリエデフさんまで。
地図を送ってくださいます。

*お問い合わせ・ご予約*
デフ八ヶ岳営業所 【担当:古旗】
E-mail:info@a-def.com
TEL:0266-74-1077
FAX:0266-74-2131  
※当日の連絡先
携帯電話/080-5147-7677
  


Posted by ウラ夫 at 22:45Comments(0)キッチン

2011年04月17日

花見やら、芋煮会やら

春ですね~。

先月からいろいろあって、日本中が慌ただしくなっていたせいか、
季節の移り変わりを感じる余裕さえなかったような気がします。
気がついたら春になってました。ウラ夫です。こんにちは。

お花見もしたいような気がしますが、たぶん今年もそう思っているうちに
桜も終わる気がします。
まぁ、いいんですけど。

花見と言えば、花見より「芋煮会」の方が重要だ!と、昔仙台の友人が言っていました。
東北にゆかりのない方、芋煮会って知ってますか?

σ(^^)も聴いた話なので、ディテールに自信はないんですが、
なんでも、その辺の川原あたりで芋汁を作って、大勢で大酒など飲みながら
大盛り上がりする行事だとか。

いいっ!
一聴しただけで、間違いなくタマラナイ会だと言えましょう!!

友人たちと行うのはもちろん、会社の季節行事などにもなっていて、
「今日は会社の芋煮会だ~(←仙台なまりでよろしく)」
などと使うそう。
春の花見より、秋の芋煮会の方が大切なんだとか。
素敵な伝統ですね~。

気の知れた仲間が、野外で大鍋を炊いて、ともに楽しむ♪
あるいは、そこで新しい出会いなんかもあったりしてね…。
芋煮が取り持つ人の縁ですよー。いいね~。

えー、野外調理&酒餐大好きなσ(^^)としましては、この秋、必ずや
「スタジオママル主催・野外キッチンによる大芋煮会!」を決行する所存でございます。
これ書きながら、今決めました!

実は、みんなで野外料理が楽しめるような、アウトドアキッチンをデザインしたいと思ってました。
農業に転身したばかりの友人も、この秋は収穫祭だ!などと意気込んでいましたし、
よーし、秋にはいずこの川原でか、アウトドアキッチンをお披露目しつつ、
大鍋の煙をたなびかせるぞー。


さて、それはそうと、山梨の北杜市に新しいキッチンの設置に行ってきました。

設置中の様子です。
今回は全て国産の杉で出来たキッチン。
職人さんが、手際よく組み立てていきます。
完成後の様子は、また後日。

今回のお家は、「清春白樺美術館」のご近所。
丘の上のかわいい建物が目印です。

春は桜の名所でもあるそうで、老木が取り囲んでいます。

松本は、まだつぼみでしたが、さすがこちらはちょうど満開!
なんとも、よい時に来ましたね♪

  


Posted by ウラ夫 at 02:34Comments(0)よもやま話

2011年04月13日

ナヲ専務の初料理「のりたまポテトサラダ」

久々に登場、だまです。

毎日、食事の用意の度に 
「お手伝いするよ~わーい(嬉しい顔)」と言ってくれるのですが 
と~っても、おジャマな当社専務ナヲ(3歳)…あせあせ 

(味噌をなめたい、とか、食器を洗いたいとか言うげっそり) 

気持ちはうれしいが、キッチンは火や刃物があって 
3歳児には、まだまだ危険な場所。 

遠ざけたい、でも 
「やりたい」気持ちも、汲んでやりたく…考えてる顔 

日頃から、対策を考えていたのですが、 
本日はやっと、彼に作ってもらえるレシピを思いつきました。 

その名も「のりたまポテトサラダ」手(チョキ) 


<手順1>…おいもむき 
半割りにしたジャガイモを、あらかじめ蒸しておけば 
つるつると皮がむけます。 
おっきな皮がむけると、専務、大喜び☆ 

<手順2>…おいもと、たまごをマッシュ 
すり鉢と木のしゃもじを使って 
おいもとゆでたまごをマッシュ、マッシュ。 

すり鉢だと滑らずグー。 

<手順3>ぐちゃぐちゃのり作り 
ビニール袋に味付け海苔を入れて、ぐちゃぐちゃもみもみ。 
細かめのもみのりを作ってもらいます。 

<手順4>まぜまぜ 
全部の材料とマヨネーズ、塩こしょうをまぜまぜ。 

できあがり~うまい! 

集中してできる作業ばかりなので、 
ほっといても、やっていてくれました。 

お好みで、しょうゆとか、カリカリベーコンとか 
入れてもいいかもしれないですね。 

また、頼むね!専務ハート達(複数ハート) 
  


Posted by ウラ夫 at 23:09Comments(0)子育て

2011年04月12日

節電でみつけた豊かな気持ち

ウラ夫です。こんにちは。

関東の計画停電も一時終息に向かうようですね。
こんな気楽なことを言っては、関東の皆さんに怒られるかも知れませんが、
世の中の節電も、この頃はなんだか板に付いてきた感じがします。
どこのお店に行っても、照明は半分消えているし、街の看板も結構消えています。
松本でもそんな感じです。

でも本当に、どうってことないんです。ちっとも暗くなんてないです。
今まで、どんだけ明るすぎたんだろう?ってな感じです。

こないだ、照明の半分消えた、とあるお店の天井を見上げて思ったんです。
なんだかなごむなぁ、って。
煌々と明るいいつもは見えない「陰」が、なんだか部屋の大きさを感じさせてくれました。

そんな時、昔読んだ一冊の本を思い出しました。
谷崎潤一郎の「陰影礼賛」というエッセイです。









誰が言ったか知らないが、インテリアデザインなど志す学生は、必ず読んでおけ、と
言われてきた本です。
σ(^^)もデザイン学生の時に読みました。

奥へ行くほど薄暗い、昔の日本の家の造りに、日本人の美意識があらわれてますよ、
あの薄暗さがあるから、きんきらきんの金屏風も、本来変な色の味噌汁も(笑)、
美しく見えてくるんですよ~
というような、どこか日本人なら気づいていたけれど、そう言われりゃそうだわな的な、
とても美しい文章なのですよ。いや本当に。

どうにも、このところの日本は明るすぎました。
家の中には決して暗闇ができないように、ひたすら蛍光灯を輝かせ、
また、長野の田んぼのただ中に、目も開けられないぐらいの光を放つ夜のコンビニ。
集まる自分たちは、さしずめ夏の虫なのか?って。

以前、ヨーロッパを旅した時の驚きを思い出します。
どの家にもホテルにも、部屋の天井の真ん中に電灯がない!
あちこちに小さな照明はあるんだけれど、全部点けても、暗くてしょうがない。
夜になると、部屋で日記を付けるのもひと苦労でした。

でも、そのうちあきらめました。
夜なんだから、暗くてあたりまえなんだ。物書きなんてしなくていいんだ、って。
夜はほの暗い部屋で、くつろぐもの。
そう思ったら、夜の過ごし方が変わりました。
ムリヤリ明るくして、昼間の延長戦にして、書き物なんかせず、
ゆっくりお酒でも飲んで過ごせばいいんだ、って。
そのためには、部屋のあちこちに暗闇の出来る程度の照明がちょうどいいんです。

ムードは違いますが、このところの節電で半分ぐらい照明を落としたお店が、
目にも優しく、意外にも居心地がいいことを発見しちゃったわけです。

節電というと、こんなご時世だから我慢しなきゃ、がんばれニッポン!的な、
どこか悲しげな様相が漂いがちですが、そればっかりじゃありません。

ちょっと暗くなったことで、今まで見えなかった部屋の「陰」があらわれてきたんです。
陰はズバリ、ムードなんですから、楽しまなくっちゃ損ですよ。

せっかくの機会、ととらえて、皆さんも部屋の電気をいつもより余分に消してみませんか?
節電だから、じゃなく、陰を味わうために。

こんな時だからこそ、いつもと違う暗さも楽しんで。
ちょっと暗めのお部屋で、「陰影礼賛」もぜひ読んでみて下さいね。
これだけで、○万KWはいけそう…。
  


Posted by ウラ夫 at 02:21Comments(0)家具・デザイン