2014年06月26日

ママルのブログはお引っ越ししました

こんにちは。ウラ夫です。

木のオーダーキッチン スタジオママルは、ウェブサイトをリニューアルいたしました。
これに伴い、こちらのブログも新ウェブサイトにお引っ越ししました。

新しいスタジオママルをよろしくお願いします!

http://mammal.jp  


Posted by ウラ夫 at 13:13Comments(0)

2013年09月27日

10月にウェブサイトをリニューアルオープンします♪

こんにちは。ウラ夫です。

木のオーダーキッチン スタジオママルは、10月にウェブサイトをリニューアルいたします。
これに伴い、近日のうちにこちらのブログを、新ブログに統合していく予定です。

詳しくはまたこちらでお知らせしてまいります。
新しいスタジオママルのウェブサイトもあわせてよろしくお願いします!
http://mammal.jp  


Posted by ウラ夫 at 17:04Comments(0)キッチンよもやま話

2013年05月21日

チキンの赤ワイン煮込み

こんにちは、だまですicon01
今日から何度かに分けて、イベントで作ったお料理icon28のレシピを
ご紹介させていただこうと思います。

一本目は松田かこさんの『チキンの赤ワイン煮込み』。



ワインはスーパーで売っている300円程度のもので充分。
作り方も、鶏肉と野菜をスパイスで煮込むだけなのに
パーティの主役を張れる、とってもゴージャスな味icon12
「おもてなし料理に初挑戦!」という方にも、おすすめです☆

【材料(4人分)
鶏もも肉     4枚
タマネギ     1個
マッシュルーム  1パック
--------
赤ワイン     300cc位
(肉ひたひたくらい。甘くないものがおすすめ)
ウスターソース  大さじ2
トマトペースト  大さじ2
(トマトピューレでもいいですが、その場合は少し多めに)
--------
固形スープの素  1個
ローリエ     1枚
ドライガーリック 少々
シナモン     少々
(お好みで。入れ過ぎに注意!1~2振りくらい)
オールスパイス  少々
(こちらも同じく、1~2振りくらい)
--------
サラダ油(炒め用)大さじ2
塩・こしょう   適宜

【作り方】
鶏肉は、4等分に切って塩・こしょう。
タマネギとマッシュルームを薄切り。
フライパンにサラダ油をひき、
 鶏肉を強火で両面さっと焼く。こんがり色づくまで。

厚手の鍋にサラダ油をひき、タマネギを炒める。
  茶色くなるまでじっくり炒めたいですが、
  急ぐ時や面倒な場合は、市販のローストオニオンでもOK。
  味にコクが出ます!


タマネギがしんなりしたら、
 鶏肉を加えざっと混ぜる。次に残りの材料を全て加える。
 強火で煮立ったらフタをして、弱火でコトコト30分~40分煮込む。
  煮込むほどトロトロになります。
  途中焦げつかないように時々かきまぜましょう。


最後に、フタを取って火を強め、
 水分がほとんどなくなるくらいまで煮つめる。
  焦げつき注意!でも、混ぜすぎるとお肉がくずれます。
  てりっとしてきたら、止め時です!


【盛り付け】
マッシュポテトを添えるのがおすすめ。
ガラスの大皿に盛り付けてゴージャスに!



次回は、かこさんのサラダをご紹介しますね。お楽しみに!  


Posted by ウラ夫 at 15:01Comments(0)レシピ

2013年05月19日

イベントのお知らせ~「シェフの料理の野外料理 in 野麦峠オートキャンプ場」

新緑~!またまたイベントのお知らせです♪

松本・奈川の素晴らしさを多くの人に味わって欲しい!
そんな有志が立ち上げたアウトドアイベント、
「シェフの料理の野外料理 in 野麦峠オート
キャンプ場」が6月1日に開催されます。

地元の食材を一流のシェフに野外で料理してもらい、みんなで食べよう!
そしてキャンプで、奈川の自然を味わおうというイベント。
地元の魅力を多くの方に味わっていただくことから始めようという、草の根イベントです。

今回は地元の山菜など、奈川の旬の食材を、東京六本木 「RESTAURANT RICK」の山名シェフに料理していただきます。
http://www.rick-rick.com/
https://www.facebook.com/yamana.masahiro?fref=ts

地元松本からは、中町通り 「松本食菜 さくら咲く」の土田さんが登場。
(土田さんは山菜採りの名人でもありキノコ狩りの名人)
http://saku-sakura.org/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003553174928

そう、今回はイタリア料理と日本料理の競演です。。。贅沢!!

で、野外ということで「組み立て式キッチン」出動要請いただきました!
今度は野麦の大自然の中で、組み立てちゃいます。

さらに、食事をしながら音楽。。。ライブもあります。
Outsider Beatles Band !!! がやって来ます。
https://www.facebook.com/pages/Outsider-Beatles-Band/207601409278809?fref=ts

そして、音楽も地元から、僕のオルガンジャズのユニット「Lazy Khan(レイジーハーン)」も出演させていただきます。個人的にも盛りだくさんですw。
http://www.youtube.com/watch?v=RYP74fL38BE

たくさんの方のご参加をお待ちしています♪
詳しくはこちらから↓
https://www.facebook.com/events/58761505125255/


  


Posted by ウラ夫 at 17:34Comments(0)料理音楽キッチン信州イベント

2013年05月18日

「クラフトフェアまつもと」に組み立て式キッチン出現予告♪

GWに大いににぎわい楽しませてくれた「組み立て式キッチン」。
今週末はあがたの森公園で行われる「クラフトフェアまつもと」に出現します。
新緑の芝生に、人と人がつながり楽しむことのみに焦点をあてた、自由なキッチン。
今週土曜日25日、行かれる方は探してみてね。
 
  


Posted by ウラ夫 at 17:46Comments(0)キッチン信州イベント

2013年05月11日

5/6は、組み立てキッチンでパーティ料理!

こんにちは、だまです。

GWスペシャルワークショップ・最終日は
リーダーに松田かこさんをお迎えし、
アシスタントの望月ちーさん、追いまわしのだま&ウラ夫の
「おうちカフェカルテット」(?)でやらせていただきました。



かこさんはご自身を「普通の主婦」とおっしゃるのですが
イベント前日にも10人のホームパーティを開いたとのこと。
どう考えても普通の主婦じゃないと思うんですが…face07
勝手に「松本の栗原はるみ」と呼ばせていただいておりマスface06

この日のメニューは、
<オードブル>
●ブレッツェルのカナッペ(2種)
●ブルーチーズディップのオードブル
<サラダ>
●クレソンとマッシュルームのサラダ
<主菜>
●チキンのワイン煮込み(マッシュポテト添え)
●えびたっぷりのグラタン
<デザート>
●いちごのトライフル

豪華でしょう?icon12
こんなお料理が、野外で、しかも2時間弱でできちゃいましたicon06



かこさんのお料理は、主婦の目がキラキラicon12しちゃうような
アイディアがいっぱい。
おいしい食材もそうだし、調理法も、既存のいろいろな方法に
かこさんがアレンジを加えて、よりこなれた物に。



使っている調理器具も、お料理好きなら気になる物ばかり。
特にVitaMixのミキサーが登場すると数人から歓声が…(笑)face05



子供たちが作ってくれたガーランドも飾り付けて…
さぁ、楽しいパーティのはじまり、はじまりicon28icon01

「パーティ料理」という事で、大人向けのメニューでしたが
チビッコたちもたくさんおかわりしてくれて、
大盛りの料理も、あっという間になくなりましたicon06

          *
          *
          *

今回のイベントに参加して下さった皆さん、
中には、リピートで参加して下さった方もいらっしゃいました…face05
皆さんに、お会いできて本当に嬉しかったです。
またぜひ、お顔を見せてくださいface01

そして、ご協力いただいたリーダーの皆さん、
温かいイベントにしていただき、心より感謝します。

改めて、キッチンは人と人を近づける
可能性のある場所であることを実感できました。

今後も良いキッチンを作って行くとともに
こうしたイベントも開催していきたいと思います。

またさらに素敵な出会いがあることを祈って、
GWスペシャルワークショップを終了させていただきます。
ありがとうございましたface02




  


Posted by ウラ夫 at 06:45Comments(0)イベント

2013年05月09日

5/5は、旬の素材を巻いて巻いて、焼き春巻きパーティ!

こんにちは、だまです。

GWスペシャルワークショップ・三日目は
前日に引き続き、Beautiful Traditionさんをお迎え。



料理人で画家で先生で…。マルチな才能で活躍する
つがねみゆきさんに教えていただいたのは
旬の素材を選んで巻いて、
自分の味を見つけるのがなんとも楽しい!手巻き“焼き”春巻きです。

配られたレシピは、さながら「味のマンダラ図」!face02



味の宇宙で自分だけの味を見つける壮大なロマン!(←どうしたface07



メインの具は…
●ゆでたまご(きざんで)
●カッテージチーズ(バナナと合う)
●カラーピーマン(網焼きして皮をむき、きざむ)
●きのこバルサミコ炒め(しっかりめに炒める)
●バナナ(さいの目に切る)
●たらこ春雨(だま、一押し!)
●バジルポテト
●キムチ
●ズッキーニ(ガーリック入りオリーブオイルでソテー)
●ナス(ガーリック入りオリーブオイルでソテー)
●スライスチーズ

そこに、トッピングで…
○あさつき(小口切り)
○粉ぶし(かつおぶしを炒って、指で粉々に)
○マヨネーズ
○ケチャップ

ちなみに私のチョイスはというと、
たらこ春雨、ナス、ズッキーニ、カラーピーマン
デザートから持ってきたミントの葉っぱ。
これを、春巻きの皮にくるんで、ホットプレートで焦んがり焼く…。



ぜつみょうface05

二つ目は、バナナとカッテージチーズ。
アジアンな雰囲気で、これまた美味しい。

副菜は「立夏のサラダ」。
上にトッピングされた、メロンの緑、生ハムの桃色、ゴマ豆腐の黒が美しいicon12



デザートは「和風トライフル」。
角切りの抹茶カステラとフルーツの上に
黒ゴマの入った生クリームをふんわり!カラフルゼリーがかわいい☆

ドリンクは、しょうが・はちみつ(岡谷の美味しいハチミツ)・炭酸を混ぜた
手作りジンジャーエールと
生のオレンジを絞ったジュースと、紅茶、炭酸を混ぜた
オレンジティーソーダ。

多種の野菜とフルーツ、そしてメニューの随所に、
健康に良いとされる、ごまやしょうが、はちみつなどが使われていて、
食べるそばから、心も体もイキイキしてくる献立でしたicon12  


Posted by ウラ夫 at 09:59Comments(2)イベント

2013年05月08日

台所仕事が軽やかに☆

こんにちは、だまです。
4日、5日のレポートはしばしお待ちを。

それから現在、今回作ったレシピを作成中icon10
近日中に本ブログにアップするので、お楽しみに!

野外お料理のイベントをやってからの私、
台所仕事が、やたらに軽やかなんです!!!!icon12
こう言っちゃうと、言い切っちゃうと
夫に「じゃあ、もっとやって」って言われちゃうから小声になるけど
楽しい…。楽しくすら、あるicon14

参加者の皆さんはどうなんでしょう。

日々の立場もいろいろだから、あれだけど
私の場合、毎日お母さんやってて、最近正直苦痛だったんですよね。

ところが、ここ数日、イベントで得たテクニックを、
試したくて試したくて、しょうがないんですicon06

遅刻しそうでもサラダとかフルーツ用意しちゃうし
塩麹とこごみときのこ類が、冷蔵庫に控えてるし
昨日はかこちゃんのワイン煮込み作っちゃったしicon06

みんなと作って食べる事が、こんなにも人と人を近づけて
こんなにも人を元気にするとは、企画した本人も思わなかった(おいおい)face07

最終日の6日には、3日や4日の参加者の人が
「楽しかったから、もう一回!」って参加してくれたんだけど
再会した時は、親戚かと思うレベル。そのくらい近く感じたんですface05

これはもう、近々またやるしかないです☆

(写真に写ってるガーランドは、子供たちが作ってくれましたよ)

  


Posted by ウラ夫 at 13:37Comments(0)よもやま話

2013年05月06日

5/4は、組み立てキッチンで酵素食カフェめし!

こんにちは、だまです。

GWスペシャルワークショップ・二日目は
Beautiful Traditionのフードコーディネーター
上條美由希さんをお迎えし、美と健康に効きめアリの
酵素たっぷりカフェランチプレートに挑戦しましたicon12

メニューは、酵素玄米のごはんに豆腐ハンバーグ、
季節のこごみは、きのこの塩麹マリネで和えて。
オレンジ入りのサラダ、イチゴとバナナの黒甘酒和え。
黒甘酒は沖縄のもの。
酸味があって、これだけでフルーツの味がしますicon12
そして、じゃがとタマネギのおみそ汁付き。豪華~!



素材にすごーく特別なものはないんだけど、
Beautiful Traditionさんの魔法にかかると、
スタイリッシュでキラキラと美しいランチに仕上がります。



美しいのは見た目だけではありません。
私は翌日、鏡を見てびーーーっくり。乾燥肌が治っていたのですface08



うーん、酵素が大事ってこういうことか。

皆さんは昼食に、生野菜やフルーツをとっていますか?
ランチにいろいろな食材を食べますか?
私はぜんぜんです。パスタとかお蕎麦とか、麺類が多くて
しかも、それだけで済ませてしまいます。

これからはお昼にたーーっぷりの生野菜、フルーツ
まごやさしい食材、なるべく食べようと思いました。
  


Posted by ウラ夫 at 05:17Comments(0)イベント

2013年05月06日

5/3は、組み立てキッチンでソーセージ作り!

こんにちは、だまです。

GWスペシャルワークショップ・一日目icon01
ビジョンヨガ・インストラクターの松島明子さんをお迎えし
みんなで、ソーセージ作りを体験しましたicon12

今年は少し肌寒いGWですが、
この涼しさがソーセージ作りにはもってこいの気候。

安曇野の放牧豚「藤原ファーム」さんのひき肉に
にんにく、スパイス、豆乳などを加えてまぜまぜ。
今回は、プレーン味とカレー味の2種作りました。



絞り袋に羊腸をはかせて(ストッキングのように!)
お肉をにゅ~っと充填すると「お~っ!」と歓声face02



破れないように気をつけながら、ねじねじ…。
大鍋で30分ゆでたら完成ですicon12
茹で上がりをみんなでつまみ食い。

「お、おいしーーーいface05

ふわふわで香りがよくて。
これをさらに、フライパンでぱりっと焼いてicon12
なんと「タンポポ、スイコ、ノビル、レタス」の野草サラダと
「そば粉のガレット」でまきまき。





「これは、うまーーーい☆」ビール飲みたくなりますface02
余談ですが、松島さんは、ビールも手作りされるんですよ!

皆さん口々に楽しかったと言っていただき、中には
小学生の男の子「夏休みの自由研究でソーセージ作ろうかな」なんて
頼もしい声も聴けましたよ。

  


Posted by ウラ夫 at 04:18Comments(0)イベント

2013年04月27日

「組み立て式キッチンで、作って食べる」 お外で本格パーティー料理!しちゃいます


だまです。

キッチンイベントの打ち合わせ(というか、私は完全にただの試食)に、5月6日のお料理リーダー・松田かこさんを訪ねてきました。

かこちゃんすごい。
おしゃべりしながら、小一時間でこの品数、この豪華さ、この美味しさ☆

なぜ、こんな事が可能なのか。

お正月や子供のお祝い、前の日から泣きそうになって仕込んでも、大したことにならない自分と、いったい何が違うのか?

何も手伝わず(^_^;)、ひたすら観察…。

まず、かこちゃんは多分舌がうんと肥えている。
で、最短でその美味しさにたどり着ける技を、本人も知らないうちに連発してる。

食材の組み合わせとか、調理器具の活用とか。勉強になることばかり。

勝手に、松本の栗原はるみと呼ばせていただこう☆


というわけで、ゴールデンウィークのイベントのお知らせ。

「組み立て式キッチンで、作って食べる」
5月3日(金祝)~5月6日(月) 各日11:00~ 

新緑のまぶしい五月のまつもとの空の下。icon01
みんなで木のキッチンを野外に組み立てて、
実際にお料理をして楽しみましょう!icon28

各日のテーマ・メニューはこちら!

5月3日 「おいしくて安全・手作りソーセージ!」 
 リーダー/松島明子さん(ヨガ&タッチセラピー「みるいで」主宰)
 
安曇野の放牧豚「藤原ファーム」さんのお肉を使って、手作りの楽しさ、美味しさを味わいながら、添加物の話、アレルギーの話、ダシの話(現代の栄養失調について)の話も。



5月4日「酵素食で元気になる!カフェスタイルのランチプレート」
 リーダー/上條美由希さん(Beautiful Tradition)
 
酵素玄米に、動物性たん白を使わずに仕上げた季節感たっぷりのおかずを添えて。
話題の「酵素」を取り入れた、おいしくてヘルシーなランチプレートを作ります。



5月5日「旬のパワーを取り込もう!いろいろ春旬まきまき」
 リーダー/つがねみゆきさん(Beautiful Tradition主宰)
全てが芽吹き、命のパワーがあふれる五月。季節ならではの旬の食材を自由に選んで巻いて、楽しい春巻きパーティーをしちゃいます!



5月6日「お外でパーティー料理を楽しもう!」
 リーダー/おうちカフェ研究所(松田かこさん・浦野だま)
お肉のワイン煮込みやグラタンなど、「えっ!野外でこんなおもてなし料理ができちゃうの?」
そんな、みんながワクワクするお料理に挑戦します。


※参加ご希望の方は下記までお申し込みください!
-------------------------------------------------------------
■定員 /各日8名(要予約)
■参加費/800円(小学生以下はおひとりまで無料)
■場所 /ライフスタイルマーケット・リバーサイドテラス
       (長野県松本市新橋6-16)
■お申し込み /0263-87-7056 (スタジオママル) メールはこちらから
-------------------------------------------------------------

皆さんのご参加をお待ちしてまーす!face02



  


Posted by ウラ夫 at 23:16Comments(0)イベント

2013年04月26日

「組み立て式キッチン」製作中です♪

いよいよゴールデンウィークが近づいてきました。
初めてのお料理ワークショップ、「組み立て式キッチンで、作って食べる」。

料理の陰に隠れて、これまであまり触れてきませんでしたが、工房では「組み立て式キッチン」の製作も着々と進んでいます。
工房の様子をちょっとご紹介。

今回は、信州を代表する材である、カラマツを使ってキッチンを作ることにしました。

カラマツは、地元の山々にたくさん植えられている木なのですが、いろいろな事情から、なかなか利用が進まない材のひとつです。
節が多かったり、少々扱いづらい面はあるものの、木目は素朴で肌合いは柔らかく、年月がたつと、赤みを帯びた深い色になっていく魅力的な材です。床などに用いると、柔らかな針葉樹でありながら、美しい光沢が出てきます。

ママルでは普段は、サクラやカエデ、クリなど、東北や北海道の広葉樹を使うことが多いんですが、地元信州を代表するこの木を、より多くの方に知っていただきたい、と思い、これまでも時々取り組んできました。

今回、やはりカラマツの魅力をたくさんの人に伝えたい!と頑張っている木工家の山ちゃんこと、山田義明さんにご協力いただいて、この前代未聞のおかしな?キッチンを作ってもらうことにしました。

これがカラマツです。キッチンのワークトップを作っています。
山ちゃんの「木拾い(木目を選ぶ技術)」センスによって、やさしい肌合いに仕上がっていきます。

さてさて、ワークトップをまーるく切りはじめましたよ。

 
こんなワークトップがいくつも作られています。
さあ、どんなキッチンになるんでしょう?

「吸付アリ桟」という伝統的な仕組みで反り止めを取り付けています。
無垢材ですから、裏側の見えないところにも、反ったり割れたりしないよう、繊細な技が使われているんですよ~。

というわけで、毎日いそがしく製作が進んでいます。ありがとう、山ちゃん!

ちなみに山田さんは東京出身ながら、松本の隣、朝日村に移住して、信州のカラマツ材の魅力を伝えていこうと頑張っている男です。
山田さんは最近ロケットストーブにも大ハマりしていて、ロケットストーブを作るワークショップも時々開催されているぐらいです。

GWイベント中には、ロケットストーブ持参で現れるかもしれません。
組み立て式キッチンの横で、火柱を上げてホットケーキを焼いている男がいたら、ぜひ声をかけてみてください!



さあ、イベント開催まであとわずか。楽しみになってきました~。face02
日によっては定員まであとわずかとなっていますので、お早めにお申し込みくださいね♪


各日のメニューやお申し込み方法など、詳細はこちら

GW、晴れますように!


  


Posted by ウラ夫 at 15:13Comments(0)イベント

2013年04月19日

メニューが決まりましたよ!「組み立て式キッチンで、作って食べる」

ぐんぐん温かくなってきて、お店から見える山も少しずつ生気を帯びてきました。
よい季節ですなぁ。

さてさて、クラフトのまち松本では例年、「工芸の五月」という、クラフトのお祭りが行われます。
5月いっぱい、ギャラリーや美術館だけではなく、一般のカフェやショップなど、街のあちこちでクラフトにちなんだイベントやワークショップが多数行われます。
月末に行われる「クラフトフェアまつもと」は全国的にも有名ですよね。

クラフトのまち松本をみんなで盛り上げよう!ということで、スタジオママルも、昨年に引き続き参加します!
今回はゴールデンウィークの4日間毎日、ワークショップをやっちゃいますよ~。

しかも、

「工芸の五月」の事務局を悩ませたというw、前代未聞の「食べるワークショップ」です。
単に、季節がよいので、外で料理して楽しみたいだけじゃないか、という話もありますが(笑)。

ということで、皆さんのご参加をお待ちしていまーす!


「組み立て式キッチンで、作って食べる」
5月3日(金祝)~5月6日(月) 各日11:00~ 

新緑のまぶしい五月のまつもとの空の下。icon01
みんなで木のキッチンを野外に組み立てて、
実際にお料理をして楽しみましょう!icon28

各日のテーマ・メニューはこちら!

5月3日 「おいしくて安全・手作りソーセージ!」 
 リーダー/松島明子さん(ヨガ&タッチセラピー「みるいで」主宰)
 
安曇野の放牧豚「藤原ファーム」さんのお肉を使って、手作りの楽しさ、美味しさを味わいながら、添加物の話、アレルギーの話、ダシの話(現代の栄養失調について)の話も。



5月4日「酵素食で元気になる!カフェスタイルのランチプレート」
 リーダー/上條美由希さん(Beautiful Tradition)
 
酵素玄米に、動物性たん白を使わずに仕上げた季節感たっぷりのおかずを添えて。
話題の「酵素」を取り入れた、おいしくてヘルシーなランチプレートを作ります。



5月5日「旬のパワーを取り込もう!いろいろ春旬まきまき」
 リーダー/つがねみゆきさん(Beautiful Tradition主宰)
全てが芽吹き、命のパワーがあふれる五月。季節ならではの旬の食材を自由に選んで巻いて、楽しい春巻きパーティーをしちゃいます!



5月6日「お外でパーティー料理を楽しもう!」
 リーダー/おうちカフェ研究所(松田かこさん・浦野だま)
お肉のワイン煮込みやグラタンなど、「えっ!野外でこんなおもてなし料理ができちゃうの?」
そんな、みんながワクワクするお料理に挑戦します。


※参加ご希望の方は下記までお申し込みください!
-------------------------------------------------------------
■定員 /各日8名(要予約)
■参加費/800円(小学生以下はおひとりまで無料)
■場所 /ライフスタイルマーケット・リバーサイドテラス
       (長野県松本市新橋6-16)
■お申し込み /0263-87-7056 (スタジオママル) メールはこちらから
-------------------------------------------------------------

皆さんのご参加をお待ちしてまーす!face02

  


Posted by ウラ夫 at 16:57Comments(0)イベント

2013年04月05日

【参加者募集!】 組み立て式キッチンで、作って食べる

先日このブログにも書かせていただきました、
5月イベントの日程が決まりましたので、参加者募集のお知らせです!


「組み立て式キッチンで、作って食べる」
5月3日(金祝)~5月6日(月) 各日11:00~ 

新緑のまぶしい五月の松本の空の下で、
なんと、みんなで木のキッチンを組み立てちゃいます!icon01
そんでもって、うまい料理を作って食べちゃいます!icon28
日替わりのメニューについては、近日公開予定。face01
決まり次第、FB、ブログでお伝えしますのでお楽しみに。

皆さんのご参加をお待ちしてまーす。
-------------------------------------------------------------
■定員 /各日8名(要予約)
■参加費/800円(小学生以下無料)
■場所 /ライフスタイルマーケット
■予約 /0263-87-7056 メールはこちらから
-------------------------------------------------------------
  


Posted by ウラ夫 at 14:20Comments(0)イベント

2013年04月04日

のどかですなぁ

山岳都市にも、待ちに待った春が来ました。
冬の間に着々とつくり続けていたキッチンたちが、いよいよデビューラッシュとなります。

というわけで、ちょっと久々の設置工事。北アルプスを間近に臨む、大町市に行ってきました。


あたたかい春の日差しに、北アルプス♪~♪
のどかすぎるな!

今日のキッチンはオーソドクスなI型のキッチン。クリの木でつくりました。
   
工事中ゆえ、写真が暗くてすみません。
でも、真っ白なマウンテン型フードがとってもかわいい!

これから壁にモザイクタイルを張っていきますので、キュートな雰囲気になりそうですが、
クリの木肌がとっても上品で落ち着いていますので、絶妙なバランスに仕上がりそうです♪

組み立てもそろそろ完了、という頃、楽しみにされていたお客さまが見に来てくださいました。

GW前にはお家も完成。
施工されたのは信州安曇野は池田町の青い風さん。
田舎暮らし情報に詳しく、ログハウスも得意な工務店さんです。
ちょっとした些細なパーツにも新建材を使わない繊細さがうれしかったです。

アルプスののどかな風景を臨む、最高に気持ちいいお家でした♪

  


Posted by ウラ夫 at 17:00Comments(0)キッチン

2013年02月17日

食洗機って必要?

食器は食洗機で洗っていますか?
それとも手洗い?

キッチンづくりのお打ち合わせの中で、よく話題になるのが食洗機について。

これまで食洗機を使っって来なかった方からは、

「これまでも使わないでやって来れたんだから、要らない。」
「でも、あったら便利なんだろうな…」
「思ったほどキレイにならないって聞いたんだけど…」

そして、使って来られた方からは、

「すごく便利。もう手放せない!」
「セットが面倒で、結局使わなくなっちゃった」
「とってもキレイになる!」
「思ったほどキレイにならない」

など、賛否両論。
ネットを検索しても、同じようなやりとりがほとんど。

迷うのも無理ないですよねぇ。

実際、食洗機が必要か、そうでないかは、どちらが正しいということはありません。
家族の一日のライフサイクルや、何に時間とお金、そしてスペースを使うか、
といった暮らしの価値観によって様々ですよね。

食洗機を使うことのメリットやデメリットなどについては、
ネットでもたくさん書かれていますから、
同じようなことを書くのはやめておきます。
(お知りになりたい方は、気軽にお尋ねくださいね。)

ここではちょっと視点を変えて、
どうして上に書いたような全く正反対の意見が聴こえてくるのかを、
食洗機そのもののかたちを見ながら、書いていきたいと思います。
いろいろな誤解が解けるとよいのですが…。


食洗機ですが、大まかに3つの種類に分けられます。
ちなみにこの分け方はσ(^^)の独断ですが、
道具として大きな違いがあることは間違いありません。

・据え置き型
・国産メーカーのビルトイン型
・海外メーカーのビルトイン型

あれ?それだけ~?って思ってないですか。
まあ聞いてくださいな。

この3種類のそれぞれのかたちの違いが、
食洗機に対する大きな期待を満たしたり、裏切ったりしてるんです。
道具ですから、「かたち」がそれを使おうとする人のニーズに合っているかが、
とっても大切なんです。

では何が違うか。それは、大きさと扉の開き方です。

「据え置き型」とは、いわゆる家電屋さんで見かける、ワークトップの上、
シンク脇などに後付けするタイプですね。

このタイプの特徴は、
・ビルトインタイプに比べて価格が安い
・本体をワークトップ上に置くのでジャマ
・食器が収めづらく、容量が圧倒的に少ない

えー、別に悪意があるわけではないんですよ。
後付けするものなので、水栓から分岐したホースが伸びたりするのも、
若干仕方ないんです。
扉は正面から開けて、中に食器を並べていくようになります。

このタイプを「普段からよく使ってます。便利!」という方は、
食器をきちんとセットしていくことが比較的得意な方と思われます。

しかしながら、正直言いますと、σ(^^)に届く、皆さんの生の声としては、
「食器がうまく納めるのが面倒で、使わなくなっちゃったよ~」
という方が多いような気がします。

ここではあえてこれ以上は触れないことにします。
って、悪意はないです。悪意は。


次にビルトインタイプ。
国産メーカーと海外メーカー、という乱暴な分け方をしたのは、
そこに最も大きな違いがあるからなんです。

それは扉の開き方、そして食器の収め方。

現在国産メーカーのほとんどは、本体を手前に引出して、
上から食器を収めるかたちをしています。「プルオープン」と呼ぶそうです。



それに対して、海外メーカーの食洗機は例外なく、
正面の扉が手前に向かって全開するようになっています。
そして、中から食器を載せるバスケットが引出しのように出てくるようになっています。
こちらは「フロントオープン」と呼んでいます。


この形状の違いでなんとなくお分かりかと思いますが、全体の容量が大きく違います。
キッチンに収まった時の見た目はどちらも45センチ、あるいは60センチなんですが、
内部は国産の機種に比べて、海外のものはかなり大きい。
(給排水の設備を食洗機下に設けているか、食洗機横に設けているかの違いも大きいです)


そして、この扉の開き方によって、食器の収めやすさにも大きな差があります。

国産・プルオープンのものは上から収めていく形状のため、
底の方から順々に食器を重ねていく、という感じになります。
つまり、下から上手に収めていかないと、あとで上のものが収まらなくて、やり直し、なんてことも。

これも、得意な方には何てことないかもしれませんが、苦手な方が多いのも確か。
メーカーの説明書では、食器の収め方を写真入りで図解したりしています。

海外・フロントオープンのタイプは、バスケットが引き出し状になっています。
たいていの機種は一番上にカトラリー用、その下に2段と、合計3段であることが多いですね。
中段のバスケットの高さを変えられるようになっているので、
大きなフライパンやレンジフードのフィルターなどの大物を洗うことも出来ます。


また、洗浄用の水を噴出すノズルも、国産プルオープンでは一番底にひとつあるだけなため、
特に上側に収めた食器に水の当たりが悪い=洗い残しが生じることがあるように思えます。

海外フロントオープンでは、底面のノズルの他に、上段と中段バスケットとの間にもうひとつ、
上下に水を噴射するノズルがあります。
構造上、洗い上がりに差が出るのも当然といった感じがします。


最初にいくつかあげた、食洗機への正反対の感想。
主に食器の収めやすさと、洗い上がりについてです。
これは、以上の3種のうち、どのタイプを使われているのかによって、大きく違うでしょうね。

ただし、価格も大きく違います。
実売価格でも、国産ビルトインの最新モデル(45センチ幅)が10万台前半なのに対し、
人気のあるドイツメーカーのものは20万~30万前後でしょうか。


価格はともかく、疑問に思うのは、これだけ使い勝手に差があるのにもかかわらず、
国産メーカーはなぜ、プルオープンにこだわるのか?なんです。
思いつくところで、パナソニック、リンナイ、ハーマン、三菱など、現行機種はほぼこのタイプです。
というか、日本製の食洗機以外でこの形状を見たことはありません。
お得意のガラパゴス現象なんでしょうか。

実は、日本でもかつては海外メーカー同様のフロントオープン式がありました。
国産食洗機の黎明期ですね。
そして、今でもリンナイやハーマンでは細々とフロントオープン式の機種が販売されています。
昨年キッチンを作らせていただいたお家では、その食洗機が選ばれました。

 
これはハーマン製のもの

バスケットを引き出すとこんな感じ。
ちょっと見にくいですが、洗浄用のノズル(プロペラの羽根のようなもの)が底側と、
上段のバスケットの下にもうひとつついているのがわかるでしょうか?

本体サイズの関係でバスケットは2段のみ、と容量は及びませんが、
食器の収めやすさは格段です。

しかし、これらの機種は古い機種ということもあって、改良もモデルチェンジもなく、
メーカーのウェブサイトでも、なんとなく仲間はずれ的な扱い…。
かなりお安いんですけどね…。


なんだか、国内メーカーのものづくりは、食洗機を普及させたくないと思ってるんじゃないか
とさえ感じてしまいます。

食洗機を使うメリットはいろいろとあります。
しかし、それは食洗機が手軽で使いやすく、
そして出来るだけ働いてもらってこそ感じられるもの。
食器を収めるのや洗い上がりににストレスを感じるようでは、
無用なデカい箱でしかありません。決して安いものではないんですから!

国内メーカーには、変な独自性にこだわらず、
本当に使いやすい食洗機を作っていただきたいものです。


さてさて、実は冒頭の2行は、友人の整理収納アドバイザー、
宮嶋万輝代さんのブログのタイトルを、そのまんまお借りしたものです。

ご自宅の食洗機撤去!の話題がとても面白かったので、ぜひご覧下さい。



宮嶋さんのお使いだった食洗機は「据え置き型」のものですね。
でも、食洗機としてはとても働いてくれていたようですね。

ただ、彼女は食洗機周りのお掃除などを考えた上で、手洗いの方を選んだようです。
もちろんこの選択もありでしょう。

そういう私も、実は毎日手洗い。
まあ、いろいろと事情はあるんですけど、手洗いをやり終えた時の達成感を
自分へのねぎらいとして、何とかやっています。
まあ、カッコつけて言えば、
キッチンデザイナーとして家事の根源に触れることを大切にしているんです!
なーんてね。


宮嶋さんのブログの中で気になった言葉。

「でも、多くの便利な物を持ちすぎていることで逆に不便になったり面倒な作業が増えたりってこと、ありますよね。
それは、掃除機だったりパソコンだったりソファだったり収納棚だったり、いろいろですが。」


σ(^^)も、かつて、デザイナーとしてパソコンやCGを使いこなせることが必要なんだ、
と思っていた時期がありました。
そのためにずいぶんな時間と労力を費やしました。特にCGってσ(^^)には難しくって…。

が、ある日、プレゼン用のCGが間に合わなくて、仕方なく手描きでスケッチを描いたら、
お客さまがすごく感動して下さった、なんて体験がありました。

それ以来、CGはやめました。
デザインするのにいきなりパソコンに向かうのもやめました。

やっぱり紙と鉛筆。これに戻ってきました。
話は食洗機から途方もなくずれてますが、
便利なものが、必ずしも自分を最も元気にしてくれるものではないんだなって気づきました。

食洗機と手洗い。
どちらが自分たちの人生を豊かにしてくれるか、あらためて考えてみるのもいいですね。


Facebookページもはじめました。
「いいね!」お待ちしています!

ウェブサイトはこちら↓

  


Posted by ウラ夫 at 18:04Comments(0)キッチン

2013年02月10日

愛媛の「紅まどんな」が衝撃的に美味しい件

昨年末、はるばる愛媛県からキッチンのご相談においで下さったお客さまから、お土産にみかんをいただきました。
何を隠そう、σ(^^)はみかんが大好物。信州生まれですが、リンゴより断然好きなのです。

いただいたのがこちら、「紅まどんな」。icon01
一見、普通のオレンジのような感じですが、口にしてみてびっくり。恐るべし美味さ!icon06
みかんの美味しさを表現するボキャブラリーを持ち合わせておらず、口惜しい限りですが、
ほとばしり出る果汁と、その澄んだ甘さに、衝撃が走ったと申して過言ではございませぬ!

つい勢いでむしゃぶりついてしまい、中身の写真はまたあとで、と思っていたら、
残りのいくつかも子どもたちがすっかり消費。face07

この美味さはお取り寄せに値する!と、ネットで探したところ、
思ったとおり、かなり特別な品種でした。
生産されている方がとても少ない、高級かつレアな品種とか。
ネットではその果肉から、「ゼリーのようなぷるるん触感icon10」などと。
それだそれ。さすが、うまいこと言いますなぁ。

高級と言っても、これは購入するしかないでしょう!と、先日注文しようとしたのですが、
ない!ない!どこのショップにもない!

どうも、11月から12月にかけてぐらいが旬で、
年を明けるとまた来年までおあずけ、ということらしい。

くわぁ~、残念!
レアな品種な上に、時期も限られていたとは…。


というわけで、憶えておこうではないか。「紅まどんな」。
再び今年の冬が近づいたら、もう一度必ず出会おう、と再開の約束を固く結んだのであった(遠い目)。
皆さんもぜひ一度お試しあれ。

感動のみかんに出会わせてくださった、愛媛のTさん、ありがとう~!icon06
もしよかったらまた下さいface03

以上、決して大げさではないレポートなのでした!
  


Posted by ウラ夫 at 14:03Comments(0)よもやま話

2013年02月06日

「組み立て式・木のキッチンで、つくって食べる」イベント始動!

この5月、スタジオママルでは新しいかたちのワークショップイベントを行います。

クラフトの町・松本の5月と言えば、「工芸の五月」、そして「クラフトフェアまつもと」。
昨年度から、スタジオママルも参加させていただいています。

今年はママルらしく、木のキッチンにちなんだ、食べるワークショップをやりますよ。
その名も、「組み立て式・木のキッチンで、つくって食べる」。
おぉ、そのまんまだネ!icon05

ママルの新作、組み立て式キッチンを野外にみんなで組み立てて、
実際にそこで料理をして、食べて、楽しもう♪
という、趣味と実益を兼ねた目論見です。icon01
いいでしょう?

詳しくは、追って「工芸の五月」のパンフレットやウェブ等でお知らせしていきますが、
まずは先日、イベント開催に向けた初ミーティングがありました。

今回、料理やクラフト、自然エネルギーの実践など、
様々な分野で活躍されている仲間たちが参加してくれていますが、
その中で、今回は料理やアート、伝統文化などのワークショップを運営されている、
「Beautiful Tradition」のつがねみゆきさんを交えて、ブレインストーミングを行いました。

つがねさんは美術大学で日本画を学んだ後、突如料理人を志し、修行の道へ進んだという、ぶっ飛んだ女性icon10
その後も、料理やアートのワークショップなどを通して、自在に生きることの喜びを伝えていらっしゃる方です。
まぁ、ひと言で言うと、面白くて変なお姉さんですface02


現役ママのだまさんも交えて、野外キッチンでどんな風に楽しく遊ぶか、妄想中icon06


そもそもは、新緑のまぶしい五月の松本の空の下で、実際に木のキッチンを使ってみんなで料理や食事を楽しめたら、なんていいだろう!なんて思いついてスタートしたこの企画。

どうせやるなら、キャンプ料理じゃなくて、いろんな料理を作って、ゆったりと楽しみたいね♪
ということで、キッチンやダイニングも目下デザイン中!
キャンプ用品的ではなく、しっかりと料理のできるキッチンが、さっと組み立てられる。
そんな夢のキッチンを体験していただきますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね。icon01

イベントの詳細や、組み立て式キッチンができるまでは、こちらでもお知らせしていきます。
あ~、5月が楽しみだなぁ!
  


Posted by ウラ夫 at 16:06Comments(0)キッチン

2013年02月03日

お客さまのキッチンに引出しを後付けしてきました

先日、キッチンを作らせていただいたお客さまの家にうかがいました。
キッチンの背面の棚に引出しを増設するためです。

ちなみにキッチンはこんな感じ。

 
写真が暗くてアレですが、清楚なカエデの白さがとっても美しいんですよ。


さて、キッチンに立った時に背面になるこの壁面には、
もともと大工さんが作った簡単な棚がついていました。
そこに新築当初、引出しを後付けしたんですが、今回はそこにさらに引出しを増やしました。

こんな感じが、

こんな感じに、収納力アップ♪


熟練の家具職人Hさんが、手際よく設置をしてくれました。


キッチンの打ち合わせをしていると、いろいろと迷ってしまって、
なかなか決められない場面もでてきますよね。

棚や引き出しはどれだけあったらいいんだろう?  
でも予算もあるし…。

吊戸棚がなかったら、収納が足りないかな?  
でも圧迫感があるのはイヤだし…。

食洗機は必要なのかなぁ? みんなはどうしてるんだろう…
(これについてはまた後日書きますね)

なんて…。


迷うのも仕方ないんですよね。
まだ新しいキッチンで暮らし始めていないんですから。

キッチンに限らず、家づくりを進めていく過程では、これからどんな風に暮らすだろう?って、
想像しながらいろいろな仕様を決めていきます。

間取りから始まって、窓の位置や大きさ、様々な素材選びや仕上げ方、コンセントの数や位置まで…。

でも、まだその新しいお家が出来ていない以上、想像するのにも限界があるもの。
まして、キッチンとなると、見栄えやレイアウトはともかく、どれだけ収納が必要かとか、
新しい収納をどんな風に使っていくかなんて、やってみなきゃわからない!というのも事実。
なのに、○○日までにキッチンを決めなきゃいけない、というのは、ちょっとキビシイ…。

いっそのこと、住みながら少しずつキッチンを作っていくことが出来たらいいのに。
私もそう思いました。

ということで、私はお客さまが迷われた際には、とりあえずやめときましょうicon01
と、前向きに!提案することにしています。


そして、実際に新しいキッチンで暮らしはじめると、やっぱりここに棚があったらいいな、とか、
ここに浅い引出しがあったら便利!とか、本当に必要なものが見えてくるわけです。

こうして自分たちの生活に必要なものが見えてから、少しずつ作り足していく。
そうすれば、無駄なスペースや出費もなく、自分たちの暮らし方にぴったり合ったキッチンを
だんだんと作り上げていくことができると思うんです。

今回のお客さまの場合はそのよい例だと思います。



同じような事例をもうひとつご紹介しましょうね。

もともとのキッチンには、造り付けの棚がありましたが、奥行きが60センチ以上と深く、
食器や食品などの細々としたものを収納するのには、むずかしさがありました。


すごく工夫して、美しく収納されているんですが、やはり奥のものがとりにくくて大変!とのこと。


そこで、もともとあった棚や棚板をできるだけ利用して、新たに引出しを増設してみました。

オーブンレンジの下の棚は、炊飯器やベーカリーなどを置かれるとのことでしたので、
引出しのように手前に引き出せる、スライド棚板にしました。

これで、深すぎる棚も奥まで無駄なく見渡せるようになって、
収納のしやすさや実際の量はかなりアップicon14したと思いますface02


迷ったらやめておく。
そして、実際に住みながら、本当に必要なものを必要なだけあつらえていく。
そうして、だんだんと自分たちらしいキッチンに成長していく。

オーダーキッチンって、本当はこうでなくっちゃ♪ と思ってます。

新築時に全て決めてしまおうと思わない。
自分たちの、その時その時の暮らし振りを感じながら、少しずつ作り上げていく。
こんなゆったりしたキッチンのつくり方、おススメですface02
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Posted by ウラ夫 at 16:31Comments(0)キッチン

2013年01月30日

ママルのキッチンができるまで その1

毎日冷えますね~。ウラ夫です。こんにちは。
ずーっと氷点下続きのここ松本です。
つかの間の沖縄暮らしのあとにはコタえますね~(涙)。


さて、年が明けると、家づくりやリフォームを計画されている皆さんが、
キッチンづくりのご相談にいらっしゃいます。
春へ向けて、いよいよキッチンプランを具体的に始められる方が多いようなんです。

オーダーキッチンの場合、ご相談いただくのは早ければ早いほどよいものです。
既製のキッチンと違って、レイアウトや形状が自由ですから、
お家の間取りの中にキッチンスペースを作って、
規格サイズのキッチンをただはめ込めば良いわけではないんですよね。

お家の間取りを検討されている段階から、
新しいキッチンでどんな風に暮らしたいのかを描いていくことは、
とても大切なことですし、キッチンづくりの自由度がグッと広がります。

もちろん、お家の設計がかなり固まってから、あるいは着工してからでも、
お家のプランにあわせて素敵なオリジナルキッチンを作っていくことは出来ます。

でも、やはりプランの自由度は狭くなりますので、それまで仮に図面に織り込んでいた、
規格サイズのキッチンの中で工夫するしかなくなってしまい、
せっかくのオーダーキッチンの良さや自由さが生かし切れなくなってしまうことも、多いんです。

ですから、これからオーダーキッチンをお考えの方は、
ぜひお家のプランと同時に、キッチンについて考えていかれることを強くおススメします!

キッチンは家の中でもとても大切な場所。
この頃はもう、単なるお母さんの作業場ではないですよね。
家族みんなが自然に集まってくるような、家の中で一番楽しい場所にしたいですよね~♪


さて、ママルでは、お客さまに応じていろいろなキッチンづくりをしていきますが、
多くの場合、まず手始めに、どんなキッチンで、どんな風に暮らしていきたいのか、
そのキッチンには誰がいて、どんな時間を一緒に過ごしているのかなど、
全ての条件や制約を脇において、ワクワクしながら自由に想像してもらうことから始めていくことが多いです。

お客さまとお話しているだけで、そのことでもう大盛り上がり!してしまうこともありますし、
想像していただきやすいように、インタビューシートなどに取り組んでいただくこともあります。

これは、あるお客さまに取り組んでいただいたインタビューシート。
これからのキッチンのことだけでなく、これまでのキッチンとの付き合い方や、本音も書いていただいています。
そして、ウラ夫はこれらの行間を読みながら、お客さまの中にある夢に触れていきます。
これがなんとも楽しい時間というか…!

お客さまに理想のキッチンを自由に描いていただいてから、たくさんお話をしていきます。
それからようやく、具体的なキッチンの絵を描いていきます。

ラフプランが出来たら、そのキッチンに実際に立っている場面を、また一緒に想像していきます。
ひとりでお料理をしている時、誰かと一緒にキッチンに立っている時、またお料理以外の家事をしたり、
お茶をしている場面、お掃除をしている場面などなど…。

特にキッチンは長い年月使うもの。
今はお子さんが小さくても、10年、20年したら、キッチンに一緒に立っているかもしれません。
その時のことも想像してみると、またキッチンのレイアウトもまた変わってくるかもしれませんよね。

ですから、キッチンづくりは、どんな家族にしたいか、どんな毎日を送っていきたいかを、
ゆーっくり想像することから始めて欲しいなと、日々思っています。
お家づくりそのものと一緒ですよね。


  


Posted by ウラ夫 at 18:48Comments(0)キッチン