2012年09月17日
間伐材でつくる木のキッチン
すっかり秋になりました。





夏のしわ寄せの季節ですよ。
いい感じに夏風邪をこじらせて低空飛行中のウラ夫です。こんにちは。
もう先月のことになりますが、南信州の喬木村に新しいキッチンを作ってきました。
メインのL型キッチンと、小ぶりなアイランドの作業台を組み合わせました。
L型キッチンと小さめのアイランドの組み合わせは、ひとりでの作業も快適ですし、
2人、3人と同時にキッチンに立つ時にも、お互いの動きがぶつからないので、
みんなで一緒にお料理を楽しむのにはとても向いています。
すぐ隣がリビングなので、キッチンに立っている時でも、家族ともつながったままでいられるのって、嬉しいですよね。
今回のキッチンの本体はスギの間伐材で作りました。
スギはやわらかくて、手触りのとてもあたたかい木ですが、やわらかいがゆえに、当てキズなどが比較的つきやすい木でもあります。
そこで、L型キッチンはステンレス、アイランド作業台はカエデのワークトップにしてみました。
パン作りが大好きな奥さま。このアイランドで、お子さんたちと一緒にパン作りするんだって。いいね!
カエデは堅いだけでなく、きめ細かい木肌で匂いもないので、この上で直接パンの生地をこねたりしても大丈夫。左側の開口部には、パン生地の発酵器がぴったり納まるようにしました。
アイランドの反対側は、いろいろな調理器具やトースターなどの小さな家電類を納める棚にしてあります。
L型のコーナー、ワークトップの高さが変わっているのがわかるでしょうか。
シンク・作業スペース側は高めに、ガスコンロ側はそれより5センチ低めにしてあります。
一般的にシンク側は高めにすると、作業の際にかがまないで済むため、腰に負担がかからず楽なようです。逆にコンロなどの調理側は低めにしてやると、大きなお鍋やフライパンの中が見やすかったり、扱いやすくなります。
実際にお鍋を置く高さは、IHの場合でも天板から1センチ、ガスコンロの場合はなんと5センチも上になります。調理側の天板の高さを決めるときには要注意ですよ~。
L型キッチンというと、気になるのはコーナー部分の収納ですね。デッドスペースになりがちです。
コーナー収納については、システムキッチンメーカーなどでも、いろいろ特殊な金物や仕組みなどで工夫をしていますが、実際には仕組みに凝れば凝るほど、コストは上がるものの、さほど効率的にはスペースを生かせないことがほとんどと感じます。
(面積で考えると、コーナー全体の1/3からせいぜい半分ぐらいしか生かせないことが多いようです)
そして、どんな凝った仕組みでも、引き出すのにひと手間多いと、結果的にあまり使わなくなっていってしまうものですよね。
ということで、ママルではほとんどの場合、コーナーは上の写真のように、シンプルな棚にしておくことをお勧めしています。
どんなお家でも、たまにしか使わないものってありますよね。
そういったものをこのコーナー棚に置いておくんです。
アクセスしづらい場所を無理に使いやすくするのではなくて、出しにくいのは仕方ない、とある程度割り切って、使用頻度の低いものの居場所にしてあげる。
コーナーって、意外と大きなスペースですからね。
シンプルな棚にしてやれば、かなりの収納力を発揮します。
大切なのは、出来るだけシンプルにして、納めてあるものが覗き込めば見えるようにしておいてあげること。
見えないと、そのうち持っていることすら忘れてしまって、結果的に使わなくなっちゃいますからね。
見た目スッキリばかりを優先せず、隠しすぎないことって大切だと思います。
こんな風に、間伐材のスギでも素敵にキッチンを作ることが出来ます。
普段はサクラやカエデなどの国産広葉樹材でキッチンを作ることが多く、それはそれで魅力的なんですが、こうした間伐材のように、もっと使ってくれることを待っている木を積極的に使っていくことも大切だなって思っています。
どの木も、丁寧に作れば、そしてお手入れしながら使い込んでいけば、どんどん美しくなっていきます。木の種類によって味わいの出方がそれぞれ違うのもまた魅力ですね。
というわけで今後、だんだんに間伐材や古材を生かしたキッチンや家具などをご提案していきたいと思っています。
どうぞお楽しみに♪
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「組み立て式・木のキッチンで、つくって食べる」イベント始動!
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Posted by ウラ夫 at 13:31│Comments(0)
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