2013年02月03日
お客さまのキッチンに引出しを後付けしてきました
先日、キッチンを作らせていただいたお客さまの家にうかがいました。




キッチンの背面の棚に引出しを増設するためです。
ちなみにキッチンはこんな感じ。
写真が暗くてアレですが、清楚なカエデの白さがとっても美しいんですよ。


さて、キッチンに立った時に背面になるこの壁面には、
もともと大工さんが作った簡単な棚がついていました。
そこに新築当初、引出しを後付けしたんですが、今回はそこにさらに引出しを増やしました。
こんな感じが、
こんな感じに、収納力アップ♪
熟練の家具職人Hさんが、手際よく設置をしてくれました。
キッチンの打ち合わせをしていると、いろいろと迷ってしまって、
なかなか決められない場面もでてきますよね。
棚や引き出しはどれだけあったらいいんだろう?
でも予算もあるし…。
吊戸棚がなかったら、収納が足りないかな?
でも圧迫感があるのはイヤだし…。
食洗機は必要なのかなぁ? みんなはどうしてるんだろう…
(これについてはまた後日書きますね)
なんて…。
迷うのも仕方ないんですよね。
まだ新しいキッチンで暮らし始めていないんですから。
キッチンに限らず、家づくりを進めていく過程では、これからどんな風に暮らすだろう?って、
想像しながらいろいろな仕様を決めていきます。
間取りから始まって、窓の位置や大きさ、様々な素材選びや仕上げ方、コンセントの数や位置まで…。
でも、まだその新しいお家が出来ていない以上、想像するのにも限界があるもの。
まして、キッチンとなると、見栄えやレイアウトはともかく、どれだけ収納が必要かとか、
新しい収納をどんな風に使っていくかなんて、やってみなきゃわからない!というのも事実。
なのに、○○日までにキッチンを決めなきゃいけない、というのは、ちょっとキビシイ…。
いっそのこと、住みながら少しずつキッチンを作っていくことが出来たらいいのに。
私もそう思いました。
ということで、私はお客さまが迷われた際には、とりあえずやめときましょう

と、前向きに!提案することにしています。
そして、実際に新しいキッチンで暮らしはじめると、やっぱりここに棚があったらいいな、とか、
ここに浅い引出しがあったら便利!とか、本当に必要なものが見えてくるわけです。
こうして自分たちの生活に必要なものが見えてから、少しずつ作り足していく。
そうすれば、無駄なスペースや出費もなく、自分たちの暮らし方にぴったり合ったキッチンを
だんだんと作り上げていくことができると思うんです。
今回のお客さまの場合はそのよい例だと思います。
同じような事例をもうひとつご紹介しましょうね。
もともとのキッチンには、造り付けの棚がありましたが、奥行きが60センチ以上と深く、
食器や食品などの細々としたものを収納するのには、むずかしさがありました。
すごく工夫して、美しく収納されているんですが、やはり奥のものがとりにくくて大変!とのこと。
そこで、もともとあった棚や棚板をできるだけ利用して、新たに引出しを増設してみました。
オーブンレンジの下の棚は、炊飯器やベーカリーなどを置かれるとのことでしたので、
引出しのように手前に引き出せる、スライド棚板にしました。
これで、深すぎる棚も奥まで無駄なく見渡せるようになって、
収納のしやすさや実際の量はかなりアップ
したと思います


迷ったらやめておく。
そして、実際に住みながら、本当に必要なものを必要なだけあつらえていく。
そうして、だんだんと自分たちらしいキッチンに成長していく。
オーダーキッチンって、本当はこうでなくっちゃ♪ と思ってます。
新築時に全て決めてしまおうと思わない。
自分たちの、その時その時の暮らし振りを感じながら、少しずつ作り上げていく。
こんなゆったりしたキッチンのつくり方、おススメです
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