2007年12月05日

「古民具を生かしたインテリアコーディネート展」

というのに参加しています。

場所は須坂市のクラシック美術館。
かつて豪商の屋敷だったという趣のある建築を生かし、数々の古民具を収蔵展示しています。室内に一歩足を踏み入れると、時代を経た家やものたちから何とも言えない静けさが漂ってきます。

で、今回はこの座敷の空間と古民具を生かしたインテリアを提案しようという試み。
収蔵品は何でも使っていいよ~、というわけで、私は浴衣の「染め型紙」(生地を染めるため、透かし状に絵柄を切り抜いた版)を使ったテーブルをデザインしました。



こうして視点を変えて組み合わせてみると、とても大正~昭和初期のものとは思えない、洗練された現代的な絵柄!
あらためて先人のデザイン感覚の豊かさが際だってきます。

この週末はぜひ観光がてら須坂まで。

「古民具を生かしたインテリアコーディネート展」
~12月12日(水)まで
(同時開催:「なつかしの藍木綿~型染・絣・筒描」)

須坂クラシック美術館
須坂市大字須坂371-6
tel: 026-246-6474
http://www.city.suzaka.nagano.jp/bunka/classic/exhibition.htm#komingu
  


Posted by ウラ夫 at 20:31Comments(0)家具・デザイン