カステラ焼いてみました

ウラ夫

2012年01月19日 12:42

ウラ夫です。こんにちは。

先日、お休みだったので、ひと通り家事をすませたあと、
ゆっくりオルガンでも弾こうかと思っていた矢先、
だまさんより、「カステラを焼いておくように」との指令。
粉とか卵とか、みんな量ってあるから、混ぜて焼くだけだ、とか。


レシピはこちら

σ(^^)は、料理なら比較的何でも勇壮にトライするタイプなんですが、お菓子はまず作りません。
料理は材料でも味付けでも、割とそのときの気分や状況によってアドリブが利きますよね。

ところが、お菓子、特に焼き菓子の類は、材料の分量も手順も、
ちょっとでも手を抜いたり、勝手な解釈を加えたりすると、見事に失敗するらしい。

人生ほぼアドリブで生きている、ジャズメンのσ(^^)には向かん…。

そう思って腰が引けていたんですね。


しかし、やらざるを得ない。
そんなわけで急遽予定変更。レシピを引っ張り出したiPodをボウルの側において、作業開始。
(便利な世の中ですね~。レシピ本が要らない…)

材料は卵、粉、砂糖。それと少しのハチミツとお湯(か牛乳)。
確かに、全てを混ぜて、型に流し込んで焼くだけ。
(といっても、電動の泡だて器で10分以上混ぜましたが)

ずいぶん簡単だけど、こんなのでふくらむのか?
ベーキングパウダーとか入ってないし…。

だまさんが新聞で作っておいてくれた型に流し込んで、オーブンで焼くこと1時間あまり。

「わぉー!ふくらんでるぅ~♪」

しばらく追い焼きをしてから、オーブンから取り出したのがこちら。

見事にふくらんでいます。
型の高さは約10センチ。生地はその半分以下しかなかったんですが…。


熱いうちに型から取り出して、と…


ラップにくるんで逆さまに置いておきます。
なーるほど、これで平らになるわけね!

しっとりとして食べごろになるのは翌日、ということで、気長なお菓子です。
待ちました。


そしてようやく完成!


写真はよくありませんが、確かにカステラだ!文明だー!

色があまり黄色くないのは、砂糖が茶色いキビ砂糖だったからみたいです。
味は、間違いない! じっとりとしたハチミツの風味があって、とてもおいしかったです!

しかし、混ぜるだけでよくふくらむものだな。
よく昔、スポンジケーキにトライして、まともにふくらまず失敗した、という女の子の話を聴いたものだが、
膨らし粉もバターの類も入らない、粉と卵だけの単純なものなのに、これは十分ケーキの仲間♪

昔の人、長崎の人かな、ポルトガルの人?
こんなシンプルなレシピで、見事なものを。よく考えたな~、と感心です!
昔の日本でも手に入りそうなものだけでね。和洋の知恵のハイブリッドなわけですね。


簡単で失敗のしようもなさそうだし、かなり美味しい!ずしっとしていて満足感もあります♪
皆さんにもぜひぜひおすすめします。

楽しかったなー。
といって、決してケーキを作り始めたりはしないと思うが…。


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