いなほ1号

ウラ夫

2007年05月08日 02:52

先日、同じ市内に住むSさんのお宅へコートハンガーをお届けしてきました。

昨年末に注文をいただいていたわけですが、はや季節は新緑の5月、気がつくとすっかりコートハンガーに無縁な季節でした。Sさん、本当にゴメンナサイ!



実際に服を掛けた写真がなくてなんですが、てっぺんとその下のポール、2段に分けて掛けられるという、見た目以上の収納力を誇るハンガーです。
そう、通販番組的に言うと、スグレモノってやつです(笑)。

かえだまさんからは
「横にするとソリみたい。○○スレイ(sleigh)みたいな名前にしたら?」
などと小洒落たコメントをいただいておりましたが、実はσ(^^)の中では既にキュートなネーミングが決定していました。


「いなほ1号」     (笑)


実るほど頭を垂れる~  です。


稲の品種改良かよ…。


それはともかく、今回は久々に自ら工房に入って製作をしました。
簡単なものではあるけれど、このところσ(^^)はデザインして図面を引き、実際の製作はパートナーの工房さんにおまかせということが多かったので、久々に自分の手でものづくりをしてみると、木の匂い、重量感、ボリューム、しなり具合など、いろいろと忘れていた感覚がよみがえってきます。

やっぱり家具デザイナーたるもの、絵や図面だけ引っ張ってちゃダメですね。時には原寸大の素材と格闘すること。

何つうか、ものづくりの感覚を常に研ぎ澄ませておくには、手やからだを使ってネチネチやること、コレ大事だな、とあらためて思いました。

最近自分の手で加工することはめっきり少なくなったけど、だからこそ、時にはとことん手間かけて、アマチュア気分に戻って「工作」を楽しむことも大切かも知んないな~、などと思う今日このごろであります~。

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